戦士は死ぬ。しかし理想は死なない。
★★★★★
小さな文庫本にはとても納まりきらないであろう、
濃いチェの生きざまが、テンポよくかつドラマティックに
描かれており、一気に読めました。
チャプターごとに実際の写真も挿入されており、
現実を生きたチェの姿が伝わってきました。
また、彼を描いた映画を見直そうと思います。
参考資料や年譜もついており、便利です。
かっこいい男、チェ・ゲバラ
★★★★★
読みやすい内容、親しみやすい絵柄に、資料も掲載され、ゲバラの生涯が凝縮された一冊です。
冒頭にある、少年の
「なんだかすごくかっこいい・・・」
というセリフが、最後まで読むと納得できます。
今、日本では自我を優先する人の多い中、これほど『自分』を捨てて、人の為に闘った人がいたということを、この本から知って欲しいですね。
ゲバラの生涯を完全漫画化
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大好きなゲバラの伝記が漫画化されたということで、さっそく読んでみました。
ゲバラの誕生から死までが、コンパクトにまとまって描かれています。
映画「チェ」二部作や「モーターサイクル・ダイアリーズ」も見たのですが、
それらの映画では描かれていなかった時代や、
わかりにくかった国際情勢の話なども描かれており、
漫画ということで非常に読みやすく、理解しやすかったです。
絵もリアルで、ゲバラがかっこよく描かれて嬉しかったです。
カストロとの別れのシーンや、最期のシーンでは、ゲバラの気持ちが伝わってきて
涙が出てきました。
ゲバラに詳しい人も、あまり知らない人も、どちらも楽しめると思います。