なかで、紹介されている12冊の本は、建築に携わる人にとって、そのモチベーションを高揚させるものであるとも感じた。
また、掲載されている写真には心がときめくような感覚を覚えた。
桂離宮やアルハンブラ宮殿のような古いものから、ヘルツォーク・ド・ムーロンまで素材をテーマにして扱っており、その視点が他にあまり例のないものであり興味深い。
また、雑誌に携わる著者のものだけあって、扱われている写真とそのレイアウトは非常に美しく、書棚に一冊入れておきたい本である。