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フランスワイン 愉しいライバル物語 (文春新書)

価格: ¥725
カテゴリ: 新書
ブランド: 文藝春秋
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まとめて読むには適していない ★★★☆☆
 日本有数のワイン通として知られる山本博氏が、ボルドーとブルゴーニュ、ロマネ・コンティとシャトー・ラフィットなど、フランスでライバル関係にあるワイン・ワイン産地を、土地柄やワインの質から比較した小著。

 全17章、合わせて34のワイン産地が紹介されている。それぞれの特徴、美味なものの見分け方など、ポイントをついた簡潔な説明がなされており、良い手引きとなる。また、自身の体験談や逸話が添えられ、私のようなワインを飲まない人間にも楽しめるように出来ている。こうした著作は、ややもすると単調で素人にはわかりにくいものとなりがちだが、本書の場合には飽きずに読み通すことが出来た。ただ、やはり一気に通読するには向いていない。どれが何やら、ごちゃごちゃになってしまう。毎晩、一章ずつ読み進めるのがいいのだろう。

ワインを飲むことが楽しくなります♪ ★★★★★
弁護士である山本さんのお話が、とてもキレがよく、興味をそそります。
フランスのワインの奥深さを簡単に知ることができますよ♪
また、山本さんが実際に飲んでランキングをしたものもあるので
お店でワインを選ぶときも参考になるかと思います。
この本、最高です。 ★★★★★
新書好きの私ですが、特にこれは好きな一冊ですね。ワインにちょっと興味を持ち始めた頃、読んだのですが、ワインの王道、フランスワインについて、一話につき、二本のワインをライバルとして並べつつ、その特色を紹介していくというものです。例えば、「ローマ提督と白い馬 オーゾンヌとシュバル・ブラン」のように。17話あるのですが、一話10頁程度ですから、気楽にさらっと読めるところがまたいいですね。読んだだけでちょっとしたワイン通くらいになれる気分になりますよ。というわけで、もう十分ワインにお詳しい方は物足りないでしょうね。