桜だけで1冊の本
★★★★★
桜だけで、1冊の本になっています。
植物学的な内容から、どこにどういう桜があるかという地誌的な情報まで。
ぱっとひらいたら、108ページの根尾谷の薄墨桜の写真のページだった。
多色刷りの写真があるのはとてもうれしい。
薄墨の淡い色をうまく表現している。
写真がページの8分の1程度で、ちょっと迫力に欠けるのが悲しい。
現地では、広々とした空間と薄墨桜の広がりの大きさに感動した。
できれば、だいたいでいいので、広がりと高さの情報があるとうれしい。
花見酒を飲む前に、読んでおいて、含蓄を垂れるのも一興。