東京の笑い
★★★★★
高田文夫の「笑うふたり」です。東京の喜劇人とのインタビュー集です。関西の笑いでなく、東京の笑いに絞った作品の為、東京のちょっとした「照れ」が感じられる笑いをうまく聞き出している。東京と山形で育った私にとって、笑いの基本はやっぱり東京の笑いです。そしてビートたけしのオールナイトニッポンを聞きまくった学生時代を過ごした人間なら、高田文夫の合いの手や質問も、ラジオから聞こえてくる臨場感で体験できます。東京の笑いに興味のある方は是非に。
2001年に文庫化されましたが、文庫解説が宮藤官九朗。そんな先見の明も感じました。
くだらない
★☆☆☆☆
お笑いに関する良い書き手がいないからこの程度の小人物でもエラソーに出来るんですね。全くちょろいもんです。吉川潮と並んでそのセンセイ面には微笑みを誘われますが本人がいないところではみんな悪口を言っています。ちょっと可哀相になってしまいます。
金言だらけ
★★★★★
人生には何も役に立ちそうもないが、心に響く言葉が溢れている本です。
お笑いに興味が無い人も騙されたと思って、是非!!
聞き上手な高田さんに感謝。