主人公は神か?
★☆☆☆☆
敗れたシキに説教を述べるトレイン、やっぱりそう来たかという感じです。相手の考えが間違っていることを教え、自分の主張を叩き込み相手に納得させる…、あまりに主人公を正当化していて問題があります。人間そんなに偉くないし考えも簡単には変わりません。それに星の使徒はたくさん人を殺してきたわけで、そいつらに主人公が免罪符を与えるというのも独善的な構図です。そもそも星の使徒との戦いはほとんどがこういう展開なので閉口してしまいます。
加えて洗脳された掃除屋がトレインたちに襲い掛かり…、なんで星の使徒が直接赴かないんだと言いたいです。無理矢理戦闘を長引かせようという意図があまりにあからさまです。少年漫画の宿命かもしれませんが、もう少し退屈させないような演出が必要です。
まぁ、悪くはない。なぜかというと・・・
★★★★☆
「Black cat」について、巷では、あまりよくない評を言う人もいますが、私自身は悪くないと思います。
人々に支持されるヒーローは、ある程度似通った性質を有するものだと思うので、目新しさや新鮮さ、衝撃度ばかりを追いかけるのではなく、既存のヒーローから心惹かれた部分を、作品に反映させたことを悪く言うことはできません。
新鮮さ、衝撃度をもてはやし、何の信条もなく人がバタバタと死んでゆく昨今よく目にするマンガよりは、「仲間や友情」など、今まで当たり前だと言われてきたことを、大切にし、素直に描いた、この作品はそうひどくないと思います。
ただし、戦うことの意味や反旗を翻す意図など、人の内面的な描写が回を毎に希薄になり、説得力に欠け、ただ技を繰り出すだけの人形のような印象を受けたので、当初1巻は期待していたのに、期待外れという思いから、星4つと評価します。「マンガ」だし、多少大目に見ても個人的にはいいかなと。・・もっと、☆低くてもいいかな・・。
あんっまりに酷評されてて、可哀想だから、レビュー書いたんだけどね・・。
最高と思う漫画の一つです!
★★★★★
この漫画はアクション面と画風において最高です!ストーリーもシンプルながら奥の深い内容でつい先が気になり、その期待にこたえてくれる面白さだと思います。キャラクターも容姿はエーテスのような猿からトレインのような美青年(?)まで、人物像はクリードのような独特な思想の持ち主、イヴのような冷静沈着な人物まで様々です。
さて、今回の内容は、前巻から続いたシキとの決着がつき、ついにクリードの館に突入します!また、クリードとの対面、ドクターの策略など目の離せないものになっています。
ところで、この漫画の問題点とされるパクリや深みの無さについてですが、偶然にも設定などが重なってしまったのではないでしょうか?また、深みの薄さも過激なアクションやノラネコなどの細かい所へのこだわりでフォローしているので楽しめると思います。と言うか、いちBlack Catファンとしてそう信じたいです。
つまらん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★☆☆☆☆
トレインの必殺技が登場しますが「黒猫の爪」とか「黒爪」とか名前が統一
されておらず非常にややこしいです。
トレインは撃つより殴る方が強いみたいだからセフィリアは完全に
トレインに渡す武器を誤りましたね。
んでクリードが、トレインとサヤの顔がだぶって見えた、とか言いますが
当然ですね、実際に同じ顔なんだから。二人に限らず美形は皆同じ顔です。
唯一定評のある絵がコレでは・・・作者の今後を本気で心配してしまいますな。
駆け抜けろ?
★★★☆☆
16巻で戦っていたシキとの決着が早々と付きます。最後の決め技は『黒爪』ってやつなんですが・・・どこらへんがどうなっていて、どこらへんが必殺技なのか、よくわかりません。まぁでも、倒せたんならそれで・・・結果オーライみたいな。
んで、イヴ&ケビンとトレイン&リバーが合流し、正面突破します。ここらでケビンが強いのか弱いのかよくわかんなくなってくる。
そしてこの後、エキドナ&クリードとご対面。・・・でも、なにしに来たんだろうというかんじですが。
そして、次は居たのかいなかったのかわからない仲間が、ドクターのナノマシンを注入され、トレインたちを襲ったり・・・ようやく秘密結社が登場したりです。
個人的に一言言うと、早く進展してくれ(^_^;