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書く人 (〈プロ編集者による〉文章上達〈秘伝〉スクール (3))

価格: ¥1,890
カテゴリ: 単行本
ブランド: メタブレーン
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スタンダード。 ★★★★★
文章についてというより、人生について書かれてある本です。一見なんの関わりもないようですが、じつは一つのことが言われていると思います。 一つのことをあらゆる角度から、一つのことを形を変えて何度も説明されている本です。 ここに書かれてあることは、文章を書いている人だけではなく、同じ時代を生きている人々の悩み、だと思います。

オモシロイ、ですよ。
セカセカ、カリカリしている物創り職人にお薦め。 ★★★☆☆
問い"から生まれた"結論"
それはやがて 消費されてゆく

読む気があるなら、一巻プロ編集者による文章上達秘伝スクールから始めるコト。
いきなり三巻目から読んでも身に付くことは少ない。

下記、本書のエキス

* 視点の誤差を表現する
* 外、中間、自分の中心点、どの場所へ目掛けるか意識する
* 読み手のエネルギー消費を考慮する
* ふくらし粉で膨れ上がった言葉を知る
* 分析と総合の違い
* (笑)を多用しない

巻を重ねるごとに、質問者の特徴もディープになり、
村松恒平さんの回答もスピリチュアル性を帯びてくる。

きわどい人達からの、
きわどい質問も掲載されるようになってきたが、
普段出会わないし、(ネット上では、たまに見かける・・・)
出会えないと思うので、そのあたりを察して楽しんだり、
物見遊山で覗いてみるもよし。

偽装された質問に、ズバッと斬り込んでいく姿は痛快。

ズバリ的中してしまった質問者は、恥ずかしさで顔が大出血だ。


残念ながら、アクが取り切れていない読後感が残る。

FAQだったものが、続編を重ねるにつれて
少々の優越感が香る質疑応答になってきて悲しい。
先生面してる高飛車感(内田樹さんのような)が垣間見えてしまった。

そして、ここから得た教訓は自分にも注意できる。

梅田望夫さんが、文章は断言して書いた方が効果的と言っていたが、
そんなコトは一旦置いといて、
偉そうな雰囲気を出さない
ように気を付けたい。
がんばれ、「書く人」。 ★★★★★
 シリーズは全部持っておりますので、都合3冊、読み続けてしまいました。作文の書き方など、人に教わっても仕方ないように考えておりましたが、村松恒平さんのおはなしだけはトクベツです。

 ネット環境はもうどこにでもあるものですから、今は誰でも気軽に作文をします。決まった相手にメールを送ることもあれば、広いウェブにあてもなく、ただ語ってみたいこともある。使うのはもちろん言葉なわけで、誰もが持っていて誰でも使えて、それこそいちばん平凡な日用品なので、水や空気と同じように、膨大なる量をただ無駄遣いしてしまうことも多い。

 それがじつは寂しいことだと、考える機会はなかなかありません。自分の言葉はどこからやってきて、誰かとどんなに響きたがっているか、好きでやってるワリには無自覚のまま、わたくしはよく、ボケっと語り流してしまいます。
 しかし、ほんとうはそうではないのだと、気づく夜もたまにはあります。言葉は人と人とではじめて成り立つものなわけで、発する誰かはきっと向こう側に、はげしく誰かを求めている。そんなときには、ものすごく不安です。

 言葉が好きだという人は、たぶんみなさん、すんごい寂しがりやさんなのでしよう。知らないうちにココロのどこかに、セツない孤独を抱えておられる。言葉に関する悩みというのは、ほぼ、気づいてしまったソノコトではないでしょうか。
 村松さんはそれをとてもよくご存知で、「誰かと響きたい」というお悩みについて、一つも取りこぼしがありません。どんな質問にも、まず「寂しい自分を認めなさい」という。そして「寂しい自分を許しなさい」という。そのあと「寂しい君のままでいいから、響きあいたい誰かのために、できるだけのことをしなさい」といってくれます。

 そういう本です。作文を行っていて、ひょっと行き先を見失ったときなど、これ以上の励ましはないなと感じながら、読み返しては元気になっております。