ラブコメ編の始まり
★★★★☆
ハヤテのごとくの4巻から24巻まで続くラブコメ展開の始まりの巻です。
ラブコメ編の主要登場人物のサブヒロイン ヒナギクと西沢さんが登場します。
ラブコメ編の主舞台である学園も舞台の一つとして現れ、さまざまな物語が展開されるようになります。
旅行編・ミコノスのタイムスリップ話も収録されていて ハヤテのごとくの根幹にかかわる巻といってもいいでしょう。
ちびっこナギたん
★★★★★
GW(ゴールデンウィーク)にナギたちは、ギリシャのミコノス島に遊びに行く。ナギの麦わら帽子が風で飛ばされてしまい、それを取ろうとしたハヤテは、ジャンプした瞬間に過去にタイムスリップしてしまう。そこで、ハヤテは幼少時のナギに出会い、マフィアに追われている現場に遭遇、現在のひきこもりガチな性格に至った経緯をしる。外もわるくないことを知ってもらうために、堤防で空星を見る約束をするが、再びナギの帽子が飛ばされた瞬間にハヤテは現在に戻ってしまう。星空をみる約束は、ナギはかなり待たされた事になるが、ハヤテは守ることができた。巻末のおまけページに桂姉妹(雪路、ヒナギク)のプロフィールが掲載され、そこで姉妹の10年前のエピソードをいつか紹介すると書かれている。この作品によって、姉=真面目、妹=お調子者という個人的な偏見を無くしたので、非常に楽しみにしている。
新キャラだらけ
★★★★★
第1話の扉絵とサブタイトル、最終回みたいですね。その次のサブタイトルは『アニメだったらオープニングが変わります』とありますし。
伊澄の意味深なセリフ
「私より身近な人がハヤテさまを好きになったら大変だと思いますが…」
これはやはり、遠い未来にそうなる予感でしょうか?そしてマリアは伊澄の言葉にピンときていない…
そして舞台は白皇学院へ。白皇の内側では桂姉妹、泉、美希、理沙(個人的に、三人娘って単語は嫌いです)氷室と大河、東宮と野乃原(足だけ)そして白皇の理事長(顔の一部分のみ、初老の女性に見えなくもない)外側では西沢さんとハヤテの元クラスメイト達が登場。しかし、はぐらかすためとはいえ、
「二次元にしか興味ないんだ」
はないだろ。確かに嫌われそうな断り方ですけど。
番外編として、エーゲ海での旅行編を収録。しかし、この特にナギを助けるためのハヤテの行動が、後にある父娘に悲劇(?)が…
さらに新キャラ登場!!
★★★★★
この巻からも新キャラがどんどん登場してきます。舞台にも白皇学院
という場所が加わり、ますます面白くなってきています。
新しく出てきた新キャラの中で、特に好きなのはヒナギクですね。
これから先、どうなっていくのか気になるところです。
人気キャラ登場!
★★★★☆
借金執事ハヤテの「三千院家の執事」という肩書きにハードとソフト両面が揃い、
ついにこの作品で重要な白皇学院が出てきて学園モノとしての舞台が整う。
この巻では絶望のどん底に叩き落されたハヤテをマリアが後ろから抱きしめて慰めたりとハヤテとマリアが非常に仲良くなっている。ハヤテはちょっとモテすぎじゃないか?
そして新キャラもゾクゾク登場する。
特にヒナギクと歩はハヤテに好意を寄せる女の子ということで、ハヤテ取り巻く周囲の女性関係は更に盛り上がる(笑)ハメに。
歩に関しては以前同じ高校に通っていたのでハヤテに好意を寄せる事情は理解できるが、ヒナギクは初対面が印象的だったのかのっけから自分のことを(みんなそう呼ぶとウソをついてまで、男子は1人も呼んでいない)名前で呼ばせ、ハヤテが高校に編入したら速攻で自分と同じ剣道部に仮入部(普通見学程度じゃ顧問の先生に紹介しないよ)させようとする始末。本当人気者だ・・・。
それにしてもハヤテの「飛天・・・」という口上と構えを見ると、ヒナギクが剣道部に誘うわけも分かる気が(笑)、そして東宮が「待て!それ以上は著作権的にも待て!」というのも分かる。あんな技使われたら竹刀でも大怪我だろうし(苦笑)。