京極堂シリーズでは、人物紹介ではその本毎にされており、その時の活躍の様子も確認できる。
人物紹介、妖怪や信仰の解説は読んだ人にはそのままなのだが…。
買って損はないかなと思ったのは、その頃の時代背景・本に出てくる実際に起こった事件の要点がまとめてあったり、出てくる場所の特徴なども特集されている所。そこは興味深く読むことが出来た。
これから読もうとしている人にも、最後までのネタバレはしていないので大丈夫だと思う。ただ、読んでないと意味不明な箇所もあるかも。
ちなみに。その他の刊行物は解説がされている程にとどまっています。
これを読まなくても氏の本を読むのに支障はないですが、今まで読んできた本の再読をしているようで、よりそこに近づくことが出来る一冊だと思います。