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右翼と左翼はどうちがう? (14歳の世渡り術)

価格: ¥1,260
カテゴリ: 単行本
ブランド: 河出書房新社
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考えるヒントになる、かなあ? ★★☆☆☆
入門書として読む本。右翼や左翼ってこんな考え方してんだよ〜、という程度の書き方ですので。しかしこのタイトルなら一水会の鈴木邦男氏に書いてもらった方が良かったのでは?まあ、ゴスロリ姉ちゃんの方が中学生には親しみやすいか。
人選がねぇ・・・・ ★★★★☆
1.内容
まずは、雨宮処凛さんの思想遍歴、それから、明治時代からの日本における、右翼と左翼の歴史、その次は、右翼、左翼の活動家3名ずつのインタビュー、最後にまとめ。歴史面はあまりウェイトが大きいようには思えない反面、インタビューのウェイトとが大きいと感じた。
2.評価
第2章と第3章は少し役立つ(個人的には、浅羽通明『右翼と左翼』(幻冬舎新書)の方が参考になった)。第1章は著者の個性が出ていてよい(こういう人はなかなかいないのでは?貴重ですよ)。第4章が中心だろうが、人選がイマイチ。自分の知り合いに偏っているように感じた。左翼は仕方ないとは思うが(アナーキストって、今はいるの?)、右翼の中に、1人くらいは親米右翼がいてもよさそうだが(著者は親米右翼とは親和的でないようだ)。以上,一番大事なインタビューの、人選がイマイチで星1つ減らし(第1章が個性的なので星5つを基準として)、星4つ。
考えるきっかけを与えてくれる ★★★★☆
高校生です。
とにかく、硬い文章ではないのですんなりと読めると思います。
本の内容は、著者が実際に入ってわかった右翼と左翼の違い、そのあとにそれぞれ活動家たちの考え、最後に今後私たちはどのように生きていくべきなのかが記されています。
14歳という多感な時期だからこそ考えるきっかけにしてほしい、だからあえて両者の意見を載せ、どちらにも偏りなしで終わらせたと思います。
大人たちによって加工された狭い入口(情報)の中だけでただ鵜呑みするのではなく、広い入口の中で色々考えながら自分だけの出口(意見)を見つけてほしい、そんな思いが伝わってきました。
今、この現状をよく理解できずに何らかのモヤモヤ感がある人はぜひおすすめします。
(初めての投稿なので読みづらいところがありましたら勘弁してください・・・。)
大人でも違和感のない右翼・左翼の入門書 ★★★★☆
著者は右翼、左翼ともに、その中に身を置いて経験しただけあって、その実態も、考え方もよく理解している。それを14歳向けに分かり易く説明してる。と言っても著者はもともと平易な物言いをするので、取り立てて子供用に言葉を言い換えたりしているわけではなく、大人が読んでも全く違和感はない。

後半では右翼と左翼を代表して3名ずつにインタビューをしている。左翼、右翼の活動に至るそれぞれの経歴は非常に興味深い。対極のように見えて、実は互いに共通する考え方も多く持っているところが面白い。

全体を通して感じるのは、かつて日米安保が騒がれていた時代には若者が体制に対して活発に異議を態度で表明していたのだな、ということ。それに対して現在は、30代になった就職氷河期世代を始めとして、社会に対して不満や怒りを抱えているはずの若者達が、社会に向かって発言することなく、1人で悩み、自分を責め、自殺するくらいがせいぜいである。
なぜこのような違いが出てしまっているのかを考えると興味深い。

この本が想定したターゲット年齢に限らず、左翼と右翼を簡単に理解するのには最適な本だろう。
漠然とした印象から、ほんの少しだけハッキリしたイメージへ ★★★★☆
多くの人が右翼や左翼活動家に持っているイメージは、『街宣』や『天皇制』だったり、『憲法九条』や『社会・共産主義』だったりで、彼らの主義主張を理解する人は実に少ないと思います。
彼らは何に怒り、何を求め、何を夢見て日々活動しているのか。
それが「ほんの少しだけ」分かるようになる入門書です。

著者自身に若い頃から左右両翼の活動に関わりがあるので、右翼・左翼の概念や理論に終始せず、むしろ経験談、インタビューを中心にすえて展開されていき、中高生向けと銘打っているだけあって読み進めやすいです。
世代に関係なく、本書タイトル「右翼と左翼はどうちがう?」という疑問を持っているなら、まず初めに読んでみることをオススメします。

私には両方の違いよりも、右翼・左翼はともに社会に不満を持ち、正義と理想を実現しようとしているという共通した姿がとても印象的でした。

当たり前のことですが、これが全てでも答えでもありません。
あくまでもそれぞれの一面を紹介しているに過ぎません。
それでも彼らを見る目が変わると思います。