タイトルや広告をみて、仕事の参考にするため購入しました。
しかし、「なるほど」と思ったのは1割程度で、矛盾点や独りよがりが気になって身に付く気がしません。

特に、「○○大学の△◇教授の話しによると」や「○人の実験によると」いう引用が多すぎて、著者の意見として受け取りづらいところもあります。

そして何より違和感を感じたのは、キメ言葉ひとつで事が終わる（解決する）ような印象を受けるところです。

本来（タイトルからして）自分の欲しい答えを引き出すためのテクニックであるはずが、いつのまにか相手をやりこめる手口にすり替わっているところもイヤな感じを受けました。

参考になったのは
・何を質問しているのかわからないような質問はいけない
・相手の名前を折り込んで質問する
・連絡のない相手には空メール
くらいしかありません。

心理学的なことを応用し、質問を上手に行う方法が

たくさん紹介されている本。

こういった、心理的な側面からわかる質問は

知っておいて損はまったくない上に、

むしろ知っていれば優位に立てるシーンも少なくない。



コミュニケーションの優劣を決める、質問において

差をつけてみたい方には非常にオススメの本です。



通常の一般常識の上をいく内容が多いため参考になることも

多く、まずはカンタンな質問術を学んでから読めば

非常に良いと思います。