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(恐怖文庫)東京伝説 ベストセレクション 壊れた街の怖い話 (竹書房文庫 HO 65)

価格: ¥800
カテゴリ: 文庫
ブランド: 竹書房
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うごめく街〜ゆがんだ街、戦慄の71編 ★★★★★
ベストセレクションにはいろいろな愉しみ方がある。例えば、あなたが東京伝説(前10巻)を網羅している猛者なら『自分のお気に入りの話は収録されているだろうか?』などといったもの。東京伝説を手に取るのが本書で初めての初心者なら『実話怪談ってどのくらい怖いの?』『“平山夢明”氏って、久米宏やショコタンの番組に出てたけど、どんな作家なの?』といったものだ。

特に本書は後者への名刺代わりのウェイトが大きい気がする。“グロ”と“笑い”と“涙”のバランスが絶妙なのだ。長年のファンには『もっとグロを!』という声もあろうが、これでもかのグロ責めはトラウマにもなろう。グロ数編に一編程度の“笑い”と“涙”をサンドウィッチしたことで、食欲不振、人間不信だけにとどまらない緩急のついた、言うなれば“ジェットコースター怪談集”になっている。

ちなみに本書に収録されているのは第1巻『うごめく街の怖い話』〜第5巻『ゆがんだ街の怖い話』の5巻分である。6巻〜10巻にお気に入りがある方は、ベスト2の刊行を期待されたい。
ベストの意味、不明 ★☆☆☆☆
販売対象がよくみえてきません。

東京伝説に興味のある超初心者むけなのでしょうか。

収録されているのは東京伝説(ハルキ文庫版を含めて全11作)でも比較的ソフトなものばかり。

ベストをうたってる割には本当に怖い(嫌な)話、個人的には『闇鍋』『都会の遭難』『フラスコ』などが収録されていない不思議。
超初心者むけなら、いや超初心者むけだからこそレベルの高い、それこそトラウマ級の話をせめて1話は収録するべきでは?

興味を持った人間にそれらを受け付けられるか否かを決める試金石的な本にするべきだったと思う。


そもそも『東京伝説』にライトユーザーは似合わない。

コアなファンにとっては今までを振り返るには若干物足りない感は否めません。

新作3話があるといっても、高い買い物になるのではないでしょうか。