今,行動すべきというメッセージ
★★★★☆
ショッキングなタイトルであるが,気候変動の問題を現時点で真剣に捉え,すぐに実行するなら,まだ回避は可能であるとのメッセージに満ちている.これまでもあちこちで語られ,報道されてきた気候変動の事実を整理し,さらにその回避のためのメカニズムに何が必要か.更に,エコプロダクツの総帥でもある著者の,サステナブルなモノづくり論に進む.
昨年の英国のスターンレポートにも書かれているが,現在,一定の投資をも含めた対策,そして政策の転換を伴わない限り,確実に手遅れになる.そのことに気付くべきだというメッセージの中に,著者のもどかしさが伝わってくる.
本書の最終章は,残念ながら表彰授賞案件の羅列だったりし,締めとしては物足りないのは事実である.
( =ω=.)<ロシアの日常 その5
★★★★☆
ロシアの日常その5
( =ω=.)<ロシアの国土は世界一〜♪
(;//Д//)<何歌ってんの?あんた・・
( =ω=.)<相変わらず・・ウォトカ臭いよ、かがみ
知ってた?ロシアの国土は世界一なんだョ
(;//Д//)<でも人が住める場所は限られてるじゃない?
( =ω=.)<ちっちっち それが『温暖化』の影響で・・使える土地が増えて 港も増えて
どんどん発展していくんだョ
レニングラードが不凍港になって・・宗谷海氷がこなくなったら最強じゃん
(;//Д//)<ごくごく・・世界の不幸がロシアに幸せをもたらす・・か 皮肉ね
( =ω=.)<もっと合理的に生きなョ ロシアにも暖かい春が来るんだョ!
( ○д○) <盛り上がってるところ悪いのですが・・それは無理ですよ。泉さん。永久凍土が溶けると熱蒸発を起こして より広い泥沼になるだけです。
森林も失われるうえ・・遊牧に必要な草地も消滅してしまいます。
( =ω=.)<・・・・・・・
(;//Д//)<・・・・・・・
複眼的視点が重要
★★★★☆
朝日新聞の書評で、アル・ゴアの本や『「温暖化」がカネになる』と並んで紹介されていましたね。
地球温暖化を疑っている人も真剣に考えている人もまずは基礎として読むべきでしょうね。
個人的には、「それでどうすればいいの?」という辺りが、『「温暖化」が・・・』に劣っていると感じました。
(科学者であって、経済学者でないから当然でしょうが。)
「地球温暖化キャンペーン」に惑わされないために・・・
★★★★☆
最近、アル・ゴア氏出演の映画「不都合な真実」に9つの科学的誤りが指摘された(英国高等法院)そうです。『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』(武田邦彦著)と併せて読めば、より理解が深まるでしょう。