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はじめての3Dゲーム開発―「DirextX9」の使い方から「1人称3Dフィールド・ゲーム」の制作まで (I・O BOOKS)

価格: ¥2,415
カテゴリ: 単行本
ブランド: 工学社
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参考になりました ★★★★☆
C言語でのDirect3D9入門本です。
カバー以外にカラーの部分が無く単色刷りの味気ない印象を受けます。

特に参考になったのは、
・ビルボード( ビューの逆行列を用いる方法 )
・オブジェクトの向いている方向へ移動
・アニメーションメッシュ関連( ≠ スキン )
・各種衝突判定( 境界球・ボックス、レイ )
・自力でのポリゴン単位の衝突判定処理  などです。

途中、ポインタとかコーディングスタイルとか、3D本らしからぬ項目が蛇足に感じました。
なのでこの本を読む際は、自分にとって参考になる部分・必要な部分のみを吸収すると
割切って読むと良いと思います。

CD-ROMに入っているサンプルのうち、後半のものは、手元のPCでは重過ぎてまともに
動きませんでしたので、高スペックでないPCでサンプルを実行する際は要注意です。

改訂版とのことですが、それでも誤字・誤植が複数あったり、前の節のコードが1つずれて
掲載されている箇所があったりと、本の編集の雑さに不満を感じる反面、参考になった
部分も多かったので、個人的には3Dの参考書の1つとして買って良かったと思える本でした。
読む順番さえ間違わなければ本当に3Dゲームが作れる本 ★★★★★
私は今まで複数冊のDirectX本を購入しては実際のプログラムの組み方が分からず
さらに新たなDirectX本を買うというサイクルを行っていましたが、
この本はそれらの中で重要な役割を果たす本になってくれます。

現在発売されているDirectXの入門書ではパイプラインなどの概念を中心に載せていますが、
この本にはそれが分かった後に知りたくなる
実際のゲーム製作に必要な「複数のXファイルオブジェクトの表示」等の細かいXファイルの扱いや、
「実際にゲームでカメラを動かす際のプログラムの組み方」等、
実ゲーム製作で必要になってくる要素のプログラムの組み方の解説が重点的になされており
「概念は分かったけどじゃあどう組むの?」という時に非常に役に立ちます。

ただし、概念的な説明は少なめなので
本当にDirectXが初めてという方は他のDirectX入門書を買ってからの方がいいと思います。
この本ではじめてDirectXがわかりはじめた。 ★★★★★
いや、ほんと有難い本です。
この本に出会うまで、DirectXは全くわからなかった。
CD-ROMに収められたサンプル集を起動させて、俺もこんなのがつくれた
ら・・と、何度もソースの解読を試みるが挫折。
原因は、そのエレガントすぎるクラスの設計にあった。
いったい、どのようにしてこの画像がつくられているのか、
どこをいじったら、回転したり、移動したりするのか、
など骨格をつかもうとするが、肉に埋もれてみえない・・
ソースの解説も不十分で、DirectXというものがまったくわからない。
「なにがわからないか、わからない」という状態のなか、
出会ったのがこの本だった。
この本が秀逸なのは、
最初の段階では、クラスを全くつかわず、C言語のスタイルで
ソースがかかれていることだ。
初心者には本当にありがたい限りだ。
私はC++のクラスが全くわからないというわけではないのだが、
エレガントすぎるクラスの構成は、DirectXがわかっていない
人間が解読するにはかなりの苦痛を伴う。
クラスは、DirectXがわかりはじめた後半において、その設計の
仕方から詳しく書かれている。

この本は、「初心者にいかにしてDirectXを伝えるか」を
考慮して各章が構成されている、他の本にはみられない秀逸さがある。
ソースの解説も非常にわかりやすい。

もし、わからないところや疑問がでてきたら、
DirectXゲームグラフィックスプログラミング Ver. 2.0
を参考書にして勉強するといいと思います。
この本もすばらしいです。

扱っている項目はとても興味深いです ★★★☆☆
本書はDirectX本ですが、DirectXの使い方というより、DirectXを使ったゲーム開発本です。

衝突やキャラクタの運動など、3Dゲームをコーディングする際に必須となる項目を扱われています。サンプルコーディングもあるので、自分のゲームに適用しやすいです。

ただ、興味ある項目を多数収録しているせいか、一つずつの項目の解説が少ないです。もう少し詳しく、とおもっていると次の章に進んでしまいます。

ゲーム開発に必要な項目を知るにはいい本だと思います。これを読んでさらに別の本を読むという進め方がいいのではないでしょうか。