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Like the Deserts Miss the Rain

価格: ¥1,038
カテゴリ: CD
ブランド: Atlantic / Wea
Amazon.co.jpで確認
   ときおり、あるバンドがリリースしたベスト盤によって、それまで強い印象を持っていなかったという人々が、自分たちがずっと見落としていたものに気づくことがある。『Like the Deserts Miss the Rain』は、エヴリシング・バット・ザ・ガールことベン・ワット&トレイシー・ソーンの2人が、20年のキャリアで生み出したベスト作品中、大ヒットした曲、知名度の低いB面用の曲、アルバム・トラック、リミックスを独自にブレンドしたもの。
   2人が左翼的な学生ボサノヴァ・アーティストとしてスタートしたことや、1984年のシングル「Each and Every One」と1988年のアルバム『Idlewild』でベッドルーム版シャーデーと言われ、信じられないような成功を収めたこと、1990年代半ばの「Missing」と『Walking Wounded』でハウス、ドラムン・ベースをうまく取り入れたことは、みんなが知っているかもしれない。たぶんみんなが見落としていたのは、2人がどんなに繊細に、かつ力強くスタイルを発展させてきたか、きわめてMOR的な箇所でさえ、どんなにエッジを感じさせるもの(熱のこもったヴォーカル、リズミックな力強さ)を内包しているか、ということだろう。とりわけソーンの歌詞には思いがけない驚き――大胆さ、怒り、おかしみ、真実――があり、「Protection」で聴かせる優しい愛の感動的な表現は、マッシヴ・アタックの同名アルバムよりアット・ホームに響く。要するに、これはディープで楽しめるディスクで、なぜ2人がこれほど長い間生き残り、成長してきたかを証明するものだ。(Garry Mulholland, Amazon.com)
素敵なベスト盤 ★★★★★
ベスト盤ですね。
非常にバランスがとれた素敵なベスト盤だと思っています。
デジタル的な曲、アコースティックな曲が散りばめられて
おり、共通するシットリ感は、多くのシーンにマッチします。
雨のドライブにはモッテコイのアルバム。

ベスト盤という主旨として、Everything But the Girlを知らない
人はもとより、ご存知の方はEverything But the Girlのオムニバス的な
ものとして楽しめるアルバムと思います。

Before Today 、Tracey in My Room は、いつ聞いても、
この世界に引き込まれます。
心に沁みます ★★★★★
きっと忘れられない‾折に触れて聞き続けるアルバムになると思います。

心地良い程度に(気分によってはかえって不安になったり、妙に高揚したりもしますが)自分をざわつかせる"Before Today"、今でも逢いたくてたまらなくて、忘れられない運命のヒトのリアルな姿を思い出したいのに、かえって思い出させなくするような"Single"、一遍のドラマを眺めているような"No Difference".
最後の"Walking Wounded"は、浸りたい時に充分浸らせてくれる筈です…。

でも、かえって、前に向かってpositiveに生きて行きたい気持ちに切り替わってる瞬間に聴くのなら、全くの逆効果でしょうね…

EBTG、ありがとう。余計に落ち込ませてくれて…
幾つかの決して忘れられない想い出と共に、このアルバムの世界があります。
「最強のサウンドクリエーション」 ★★★★☆
CDショップで何気なくEBTGのコーナーを見ていたら、見なれない1枚が出てきた。それがこれだった。ジャケットセンスが抜群に良かったのと、選曲の面白さに惹かれて買った。正解だった。
まず5曲収められているリミックスが恐るべきほどの出来。特に10曲目「MISSING」のTODD TERRY REMIX。当然原曲がいいからリミックスも良くなるんだけど、これはそういう次元を超えたところに到達している。全体がベスト盤的な「これぞ!」という感じがなくて、よりしっとりと彼等の最良の部分が味わえる1枚になっている。
違和感のない歴史 ★★★★☆
新曲2曲(といってもカヴァー)を含む彼らの最新コンピレーション。「Walking Wounded」から最多の4曲(「Tracey in My Room」も含めれば5曲)もチョイスしている点からも、今後の彼らの方向性が窺い知れよう。でもこうやってアトランダムに並べられたもの(マッシヴ・アタックをも含む)を通して聴いてみると、古い曲と新しい曲との混在に全く違和感がないのにちょっと驚く。通底するエッセンスは不変であることを証明しているということになろう。初期のレア・トラック「A Piece of My mind」がシンプルながらホントにしみじみいい曲で、個人的にはやっぱりこういうのをもっと聴きたいんだけど。
ところでEBTGを初めて聴く人には、やっぱり「Eden」から聴いてほしいものです。
改めて癒し系サウンドの集大成! ★★★★★
EBTGのデビューからハウスサウンドの今日までをダイジェストで聴かせるベスト編集盤です。ベストヒット集でないところが癒し系EBTGの良さですネ。よい意味で幾度と無く裏切られたEBTGでしたが、今後はどんな展開を見せるのでしょう?何れにせよベンとトレーシーの癒し系サウンドに期待大です!