2007年1月6日より放送された人気アニメの原作。アニメ同様これといった力も頭脳も持たないすっとぼけた3人が1つづつまるで「聖なる予言」のようにイベントを攻略していく。アニメとほぼ同じだがわずかに血なまぐさい印象を受けるも、200ページの児童向けファンタジーだけあってラスト20ページのおきまりなパターンには物足りなさも感じる。特に8巻のラストは「なんじゃこりゃ」としか思えない展開と結末だった。最初に本を読んでたらアニメは見なかったかな。

うちの子供達は母親が本の虫で、小さいころからたくさん読み聞かせをしたにも関わらず、あまり本を読みません。トリビアの泉とゲームの攻略本ばかりですが唯一読んで喜んだのはデルトラクエストシリーズです。これを機会に読書の楽しみが広がればいいなと思っています。
魔物の洞窟では、リーフがデルトラのベルトを奪われてしまうので、はらはらしました。

　息子の学校の図書貸し出しの日に「借りたいのにいつも無い」という本がこれです。読書量が極端に少ない子ですが、これだけは購入するとあっという間に読んでしまいます。私自身、「児童書を読むなんて・・」と思っていましたが、少しページをめくってみたらあっという間に【デルトラクエスト】の世界に陥ってしまいました。まだ全巻は揃えていませんが、今では私が率先して本屋さんに走っていってます。是非騙されたと思って読んでみてください。暫し現実から逃れられるかも・・・？

先日新聞でこの本は本嫌いの男に最良の本だと書評があったので、騙されたと思って１巻から６巻までまとめて購入しました。そして中学１年のわが子にあげたら、驚いた事にその日から読みはじめ４日で全巻読んでしまって、”すごく面白かった、僕こんなの始めてだよ”と言ってくれました。本当にこんな事があるのですね。本嫌いな子どもを持つ親御さんに知らせてあげたくこの文章をかきました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　本嫌いな子どもを持つ父親から。東京都

「デルトラ・クエスト」シリーズを読みはじめた頃は、
７つの宝石に関心を持っていましたが、ここまで読み進むと、
そんなことはどっちでもよくなりました。
それよりも、各巻に登場する怪物のユニークさや
物語のあちらこちらにある「しかけ」を見つけることが
面白くてなりません。
読み落としているのではないかと、読み終わるとすぐに
もう一度読み直してしまいます。
今回登場する「オル」という怪物は、特に気に入りました。
（表紙のナメクジみたいなのとは別の怪物）
電車の中などで、前に座ってるオジさんが「ゆらぎ」はじめたら・・・
などと想像して楽しんでいます！（怖いだろうなぁ・・・）