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私という病 (新潮文庫)

価格: ¥420
カテゴリ: 文庫
ブランド: 新潮社
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中村うさぎの最高傑作(現時点で) ★★★★★
中村うさぎの著書は、殆ど読破済みだが、本当にそう思う。 某賞を受賞したからとか、“体当たり取材をしたから”ーという意味ではない。「もう若くはない女の悲哀」が、ここまで描かれてるエッセイはないからだ。 うさぎさんがデリヘルをやるきっかけになった出来事ー女なら、誰でも心が痛む。………しかしだからと言って、「もう恋は止めよう」と思わず、とことん追求するところが彼女の真価なのだ。 何故文壇は、彼女をもっと評価しないのだろう?最新作の『狂人失格』は微妙だったけど、うさぎさんこそ、得がたい作家だと思う。
女であることが中村うさぎの悲劇であり喜劇である。 ★★★★☆
以前、中村うさぎは両性具有ではないかと思っていたが、この本を読んでやはり一人の女性なのだと思った。
それが中村うさぎの悲劇の始まりであり、喜劇でもある。

東電OL事件と照らし合わせて語っているところも多いので、東電OL殺人事件と併せて読んでみるといいだろう。
しかし、この本を読んでいて、ずーっとある本が頭の中から思い出された。

「できそこないの男たち」福岡伸一 (著)

中村うさぎの言ってる事は、できそこないの男たちに向けられたのであり、できそこないの男達はこう反論するだろう。
「できそこないだから、しょうがないだろう」っと。

永遠に「女」と「男」の悲劇と喜劇は繰り返されるだろう。
女である事が中村うさぎの悲劇であり喜劇である。 ★★★★☆
以前、中村うさぎは両性具有ではないかと思っていたが、この本を読んでやはり一人の女性なのだと思った。
それが中村うさぎの悲劇の始まりであり、喜劇でもある。

東電OL事件と照らし合わせて語っているところも多いので、東電OL殺人事件と併せて読んでみるといいだろう。
しかし、この本を読んでいて、ずーっとある本が頭の中から思い出された。

「できそこないの男たち」福岡伸一 (著)

中村うさぎの言ってる事は、できそこないの男たちに向けられたのであり、できそこないの男達はこう反論するだろう。
「できそこないだから、しょうがないだろう」っと。

永遠に「女」と「男」の悲劇と喜劇は繰り返されるだろう。
女心を考察する ★★★☆☆
老いと戦うアラフォー以上の女性心理を理解するためにはとても有益な一冊。
僅か数日であるが自分をお金で買う男性がいるか(自分には価値があるか)という点を試すために新宿歌舞伎町の熟女ヘルスで実際に働いた著者の現場主義には脱帽ものであるが、こうした興味深い話は前半のみ。
中盤から後半にかけてはやや退屈な内容のため、1/3読めば満足する内容。
でもこの部分だけでも十分楽しめるのは間違いない。
興味本位で読んだが・・・ ★★★★☆
 興味本位で読んだが、興味本位な部分は満足、プラスして他の部分も結構良かった。
さすがに47歳(当時)作家の風俗体験レポートなので筆力がそんじょそこらの
10代、20代風俗嬢ブログとは格が違う
(しかし伝えたい内容は19歳フードルと、ほとんど同じだったりする。)

依存症(ギャンブル、過食、拒食)の方や自傷してしまう人、そのような方が知り合いにいる人も読む価値あり。


最終章の東電OLのプロファイル妄想は、ちょっと死者に対する冒涜のような気がして
軽く引いた。
性の問題なんて個人の問題だし一般化するのもどうかと思われる。
 
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 今の時代は著者が若い頃から経験してきた、著者が言うところの眠れる乙女とそれを監視する魔女のような二者択一的な
(働く)女性に対する社会から(また内からの)役割分担がそれほど強迫される事もないので
広く共感を得ることも少ないと思われる。

が、今の50歳前後の女の人が当初仕事するにあたり経験してきた、いわゆるギョーカイなり企業での慰安旅行かなんかで
セクハラされても泣き寝入りという境遇を考えれば致し方ないのかもしれない。
(約20年前に出版された課長島耕作という漫画の描写は、その時代の恐ろしさを教えてくれる)


 それらを含めて著者が書き記す「性の主体性」の概念は、ネット等で性の主客が溶解している現在に
は逆に新鮮に感じられた。