私も最近になって
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私は最近になって妻と別れ、3歳の息子と離れて暮らしています。
妻の突然の別れ宣言、家族が離れ離れに・・・
そんな不安で寂しい気持ちのなかでこの本を知りました。
ひとつひとつに子と父の気持ちと思い出が詰め込まれていて
こうやって離れていても親子の絆は育まれ歴史が積み重ねることが
出来るかと感動し、気持ちが落ち着き。
でもこれからの自分のことを考えると同じような思い出や親子の絆が
できるのかなとすこし不安やうらやましさを感じる本でした。
離婚という大きな苦労を乗り越える・・・
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遠く離れて暮らす2人兄弟の成長を、優しく見守るパパである
著者・佐藤氏が、ひと月に1度だけ会えることをインターネット
のブログをたどりながら紹介されてゆく。
著者・佐藤氏は本当に誠実なパパなのである。
兄弟ふたりが小学生になり、それぞれの個性が出てきた頃から、
親から離れて行く時期がやってくる。1ヶ月に1度であるからと、
待ち遠しいパパの心の中には、ポッカリと空洞ができてくる。
あぁ、愛する子供の成長とはいえ・・。
両親が離婚しても、兄弟がお互いに励まし合い、助け合って行
く「愛情」と「優しさ」が読者にゆっくりと伝わってくる。
読者は気付くのである。家族を思いやる気持ちは、普通の家庭
よりも、はるかに素晴らしいのだと・・・。
いろんな「愛情」のかたちを考えさせてくれる、心に優しさが
伝わってくる一冊である。
「幸せ」に標準はないことを考えさせられました。
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離婚協議中の父親です。愛する2歳の娘がいます。親権は母親が持ちます。
私自身離婚後は、まだ2歳であれば父親の存在を忘れてしまうだろうから、子供のためにも会うことは控えるべきなのか?、
それとも定期的に会ったほうがいいのか?”
また、子供と離れて暮らすことで、”子供との関係関係はどうなるのだろう?”という様々な不安とやるせない気持ちで、
押しつぶされそうな状況の時に、この本に出会いました。
私はこの本に対する印象は、よく巷にあるような「べき論本」や「啓蒙本」ではなく、
普通の父親として「離婚」「子供」「親」についての気持ちを素直に綴りながら、「父親」として一生懸命に成長していく日記のように思いました。
幸せに「標準的な形は無い」と思えた時、また離婚しても子供の「親」に全く変わりないという事に気づかされた時、
気持ちが安らぎ、落ち着きました。
父親の背中
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自分は、まだ結婚もしていなければ、子供もいません。
よって、親の気持ちというものが、まだ理解できるに至っていません。
しかし、この本を読んで、親が子を思う父親の気持ちが、溢れるように伝わってきました。
ここ最近、児童虐待やDVのニュースが後を絶ちませんが、
そんな時代に、こんなにも「ほっ」とする本に出会えたことは、とても良かったです。
将来、自分に子供ができたら、パートナーでもある父親の気持ちを大事にしよう、と心に決めました。
自分も早く愛情を注げる我が子に出会ってみたい、
そして同時に、
これからは、少し父親に優しく?接してあげなければ・・・と、気付かされた一冊でした。
通勤途中の電車の中でも、読みやすい構成(章が細かく分かれている)なので、
遅読の自分でもすぐに読めました。
親子について考えさせられる1冊です。
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私も3年前に離婚経験があります。1人の子供がいますが子供に対する思い
が本当に同感できます。
私も父親として子供の為に、そして私自身の為に精一杯生きていき
たいと思います。大変参考になりましたし感動しました。