今回は一冊全部「その果てに愛は在るのでしょうか」という長編になってます(続巻)。戦争をしないために、憲法第一条に「国の代表は必ず若い女性がなる」と定めた国が舞台です。なぜ「若い女性」なのか・・「今現在の利だけでなく、これから先の子供たちの未来をおもう心」が必要だから。こんな考えの人が政治を担えば、戦争なんてなくなるのかも知れませんね。作中の国には、どんな未来が待っているのでしょうか。物語の導入部分から考えると、悲しい結末が待っていそうですが・・・。次巻が待ち遠しいです。