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日本型キャリアデザインの方法―「筏下り」を経て「山登り」に至る14章

価格: ¥1,260
カテゴリ: 単行本
ブランド: 日本経団連出版
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読者の年齢を問わず、多くのビジネスパーソンに必要な情報を与えてくれます ★★★★☆
キャリアと言う言葉にどこか胡散臭さを感じている人、自分だけではないだろう

が、この本を読んだ人間はその「キャリア」について真面目に考える事になる

終身雇用が保障されなくなった事は間違いが無いのに、これと言った行動を起こさず、ただ漠然と不安を抱えている自分達に、著者は立ち止まって考える事・考えるヒントをこの1冊で与えてくれる

新しい仕事のオファーが有った時どう対応するべきか?そのメリットは?

上司との関係をどの様に認識するべきか?そしてそれを良好に保つ為の行動習慣は?

上記の様な日々の生活の中で出会う事柄に対し、「キャリア」を形成していく為に取るべき姿が、解り易い言葉で書かれている

また、その人の年齢で取るべき行動は当然変わって来る訳で、そこらへんの事についても親切に教えてくれる

著者自身が「はじめに」で書いてくれてある様に短い時間で読める様に書かれている点も好印象

一人でも多くのビジネスパーソン(就活中のもうすぐビジネスパーソンも是非)が読み、それぞれのキャリア、ひいては人生について考えるきっかけになる事が期待される1冊だ


『キャリア』のイメージが、はっきりします。 ★★★★★
「はじめに」にあるように、2時間ほどで読めて、大づかみに「キャリア・デザイン」のことがわかります。

自分の「キャリア・デザイン」、「キャリア・ディベロプメント」について考えなさい...と言われて、
なにをどう考えてよいのかイメージできる人がいったい何人いるでしょうか。
「キャリア」という言葉を頭で理解できても、これに「デザイン」、「ディベロプメント」という言葉
が続くと、突然わかりにくい言葉になってしまいます。(私には。...勉強したつもりなんだけどなぁ)

そんな人は、
ライフサイクルとキャリアがどのように関係していて、どのように進んでいくのか...これをしっかり
イメージできるようになります。

「キャリア・カウンセリング(コンサルティング)」の勉強をすると 必ず登場する シャインや
エリクソンをはじめ、「キャリア」を語ってきた人物の考え方も引用されています。これがあるので、
さらに興味を持って、もっと深めたい人には、たいへん貴重なきっかけを与えてくれます。

『筏下り』と『山登り』という言葉を使っての説明も、単にとっつきやすい言葉として使っているので
はなく、イメージと理解を深めてくれる言葉になっています。

140ページほどの本ですが、「キャリア」の全体像を過不足なくつかむことができます。

「キャリア」とはなにか、「キャリア」という言葉のイメージがもやもやしていてはっきりしない、
という方には 是非お薦めします。

佐藤敏子先生の 実践「職場のキャリアカウンセリング」 で勢いがついたところなので、
これをきっかけに、私も掘り下げていってみたいと思います。

誰もがキャリアについて考える時代だ ★★★★★
「キャリア」という言葉を誰もが使うようになった。
しかし、「キャリアとは何か?」と問われても案外即答できないのではないか?

著者は、日本人・大卒・ホワイトカラー・男女を念頭に置いて、「キャリア」論を
展開している。

この本は、職業人生を豊かにするためのキャリア形成として、前半キャリアを
「筏下り」、後半キャリアを「山登り」にたとえ、わかりやすく解説している。

E.H.シャインは、仕事に対する自己概念を明確にするには、まず、次の3つの問い
を自問する必要があると言う。

 (1)何が得意か?
 (2)何がやりたいか?
 (3)何をやっているときに意味を感じ、社会に役立っている実感できるか?

これら3つの問いに対する回答を全て満たしているような仕事が、「天職」になる
候補だそうだ。 しかし、なぜか私はシャインの考え方に重々しさを感じていた。
説得力はあるが、これだけではない、と思っていた。

「多様性」の時代だ。一箇所にとどまって、ひとつの経験しか積まないと環境の
激変に生き抜く力が萎えてしまうだろう。「天職」を目指すことだけがキャリア
ではないのではないか?

著者は、若い頃は「筏下り」のように激流にもまれ、どんな経験も受け入れ逞しく
なればよい、という。 これだと思った。
シャインの問いかけの前に、前半キャリアとしての「筏下り」があるからこそ、
シャインが生きてくる。

今度は「山登り」だ。山の頂上にある天職を目指して登り、プロへの道を進むこと
によって人間としての味と深みを増すことだろう。

キャリアについて深く考えたい人にとって、貴重な一冊となるだろう。

参考になります ★★★★★
批評家の中沢氏が、文句なしの5つ星と日経新聞に書かれていたので、読んでみました。
自分の人生にリーダーシップを発揮することに「手遅れ」はないこと、長い職場寿命をよりよく生きるには、自らキャリアをデザインすることの重要性と方法を教えてくれる本です。
豊かな時間を手に入れるヒントが色々書かれていて、参考になりました。