『弟切草』や『かまいたちの夜』といった、選択肢で変化するテキストを読み進めながら遊ぶサウンドノベルシリーズの廉価版。
物語の舞台は現代の渋谷、プレイヤーは8人の主人公を通じて激動の5日間を体験することになる。8人の主人公はそれぞれ、爆弾魔を追うゲーム好きな警察官、ノイローゼに悩まされる人気作家、謎の組織のもとで他人を脅迫し続ける青年など、個性豊かなメンバーばかり。コミカルからシリアスまで、主人公によってまったく違うテイストのシナリオを楽しむことができる。この8人はまったくの他人同士だが、プレイヤーの選んだ行動によって偶然ながら関わりあうことがある。たとえば、ある主人公が誰かを脅迫しているシーンに、別の主人公である警察官が訪れて…というように、まったく違うストーリーが絡み合い、交錯していく。システムとストーリー性の高さが評価され、名作として語り継がれている作品だ。
ちなみにオリジナルのセガ・サターン版はヒントが少なく、難易度が高かったが、このプレイステーション版ではヒントが増えて遊びやすくなっている。(染谷行人)
これはまさに
★★★★★
ゲームとドラマが何の狂いも無く、ピタリと融合した始めての記念すべき創作物。
内容がどうこうよりも、その存在の出現に歓喜すべき作品。
良作
★★★★☆
7〜8年前にやったので記憶が曖昧ですが、サウンドノベルの最高傑作です。じわじわとはまり、飽きさせない。笑いあり涙あり ドキドキあり…。今でも続編が期待されている作品というのも納得です。
ちなみに北陽のさおりちゃんやダンカンは主人公として、竜雷太、飛ぶ前の窪塚洋介、マチーズの真ん中の子は名前失念しましたが元巨乳グラビアアイドル、と有名な人もチラホラいます。
ダンカンのシナリオは怖かった…
名作であることに間違いないが・・・
★★★★☆
このゲームに費やした時間はハンパないですね。
各主人公の選択肢が他の主人公の人生を左右してしまうんですから。
私が一番好きな話は篠田正志の「七曜会」でした。
友達と会話するときも必ず話題になりますね。
でも、そうかと言って5点満点は・・・「?」となってしまいます。
高峰隆士の「迷える外人部隊」、これは本当に嫌な話でした。
市川文靖の「シュレディンガーの手」、これも拒絶しました。
牛尾政美と馬部甚太郎も何だかなあ・・・と。
ザッピングなゲームシステムは最高ですが、読みたくない部分まで読まされる感はちょっと嫌でしたね。
もしかすると、ここが高評価と低評価の違いかもしれません。
他の主人公の話は面白かったので、4点にしました。
ヤクザとか外人部隊の話が嫌いな人にはお勧めできないかもです。
ゲームで泣いたのはこれが最初で最後でした
★★★★★
チュンソフトは全部やってますがこの「街」は奥の深さが他のゲームとは少し違うと思いました。人間てつながってるんだと…最後のシナリオの「花火」…やばい…たかがゲームで泣きそう…泣きました。 この「花火」はやばいです! 「街」が1から100まで全て完璧とはいいません。 つまらんと思う人もいると思いますが僕はこの作品のセンスは超ストライクです。 最後のストーリーはマジで感動しますよ!素晴らしいグラフィックや長い時間のムービー,それも否定しませんが,「街」はそんなもんを越えてます! 目に見えるものだけが感動じゃないのです!
ノベルゲー好きならやって損はなし!
★★★★★
ノベルゲーとしては素晴らしい出来だと思います。
エンディングの数も多く、お約束の隠しシナリオもあってボリュームたっぷりだし、物語の隅々に遊び要素が盛り込まれていて、くすっと笑えます。
ただし、同社開発の「428」から入った人がやると、結構ギャップを感じてしまうかもしれませんね。「428」のキャラクターはみんなそれぞれ「かっこいい」「いい人」な要素を持ってて物語も感動できる「いい話」な要素が大きいですが、「街」は・・・('▽`*)
主人公達はダメダメ、というかおかしい部分が多くて、ストーリーも別に街の平和を守るためにみんな大活躍!な感じではないです(一部そういう感じの人もいますが)。
感動というよりは不条理だったりシュールだったり、「をかし」を楽しむゲームだと思います。
ノベルゲー好きな人はぜひ一度お試しを!