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病気にならない生活のすすめ 東洋の智恵は健康の智恵 (PHP文庫)

価格: ¥500
カテゴリ: 文庫
ブランド: PHP研究所
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実例も豊富で分かりやすくなっている ★★★★☆
 「体を温める」「空腹にする」この2点を意識することで健康が保たれると説いている。石原氏の他の著書にも共通する考え方です。

 渡辺氏との共著になっているのは、氏が体験的に石原氏のクリニックで理療を受けているためだが、実際の体験者が語ることでインパクトが強く、また実例も豊富で分かりやすくなっている感じを受けました。
石原栄養学の入門書として良い 〜東洋の知恵〜 ★★★★★


 渡部昇一さんと、石原結寛さんの対談を基に、体の使い方と栄養の関係について、西洋医学的なアプローチとは全く異なる地平を明らかにしていく健康管理に関する本。分析的な西洋医学のアプローチに対して、ホリスティックな東洋医学のアプローチを解説しながら、具体的に実践可能なことが紹介されていく。
 この一冊で石原医学の全てを知ることはできないけれども、身体について考えるダイナミズムのようなものを感じるには手頃な入門書だと感じる。

 断食、血の汚れ、塩と水分、身体を温めること、食材と体質の陰陽論、呼吸、偏食、朝食は取らないこと。

 自分の生活リズムを見直すのに、良い一冊でした。

偏食は気にしすぎないでいい ★★★★★
我が家の2歳児は偏食です。
ありがたいことに、米の飯はよく食べてくれますが、肉類はウインナー以外食べないし、野菜なんてほとんど食べようとしない。
いろんな食材をまんべんなく、なんてちっとも達成できていないんです。

でもいたって健康。
まるで問題なしですから、あまり気にしないようにしています。
にんじんを食べるように、細かく刻んでご飯に混ぜるとか、そういう手間のかかるこざかしいことはしたくありません。
健康なら多少の偏食だっていいじゃないか、って考えなのです。

今でもいるでしょうか、ぼくが教員だった頃、給食に嫌いなものが出ても食べるまで解放しないって先生がいました。
納豆が嫌いな子どもが、昼休みに遊びに行けずに教室に居残りさせられる。
納豆とじっとにらめっこしている子どもの姿を思い出します。
そんなことやったら、余計に嫌いになっちゃいますよね。

ぼくの経験でも、10才くらいになると偏食は直ってくるように思いました。
10才くらいになると食べる量がグンと増えるので、お腹が減って減って仕方なくなります。
そうすると、多少嫌いなものでも空腹を満たすために思わず食べてしまう。
そんなことを繰り返して、偏食が直っていく子どもが多かった。

渡部昇一/石原結實『病気にならない生活のすすめ』PHP文庫¥476-にこう書いてありました。

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現代人の歯の数を見ると、32本ある歯のうち、20本(62.5%)は臼歯=穀物を食べる歯、8本(25%)が門歯=野菜や果物を食べる歯、4本(12.5%)が犬歯=魚や肉を食べる歯となっています。
やはり、人間の食生活は9割近くを植物性の食物を摂るようにできているわけです。(石原、160p)
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もともと人間の体は、いろんなものをまんべんなく食べるようにはデザインされていないんですね。
主に穀類を食べるようにできている。
お米は、炭水化物だけじゃなく、タンパク質も豊富な「完全食品」です。
お米のご飯さえ食べていれば、あとはちょびっとでいいんです。

100年前の日本人が食べていた伝統的な日本食は、ご飯とみそ汁と漬け物程度だったわけです。
まるでまんべんなくなんて食べていなかった。
それでも健康で元気だったわけです。

わが子達も、多少の偏食は気にせずに、健康で元気でいるならそれでいい、食べたくなったときに食べるようになればいい、無理して食わせて食べることが嫌いになるより断然いい、と大らかに思って育てていきたいと思うのです。