仕上がったものはなかなか美しく、インテリアにもちょうどよい。
しかし組み立てが意外と難しい、レール同士のはめ込みがかたく、
パーツを折らないかと冷や冷やしながら組んだ、ひとつでも壊したら終わりなので。
また向きなど間違えやすい箇所も多く、組み立ては小さな子供には無理なレベル。
鉄球のほうはいいとして、夜光球使用時には問題があり、
鉄球よりひと回り小さい仕様のため、内部に詰まるなどのトラブルが多い。
運が悪いと詰まって機構部が止まったまま出せなくなることもある。
こういう問題が残ったままで市販するのはどうかと思う。
鉄球はパチンコ玉でも代用できた。

初めての"SPACE WARP"という事で、コースが固定で小さいとの理由で選びました。

組み立ても簡単で、確か30分ぐらいで出来たと思います。
ボールは、鉄の玉：４個。ナイトボール：５個が付いてます。
ナイトモードは、暗闇で転がすと、ちょっと感動します(^o^)
→ 考えた方は、すごいですねっ

欠点としては、そのコンセプトから「desktop」の名の通りサイズが小さいので、
エレベータから排出されたボールが下まで来るのが早いというか、
もっと　もって見ていたい。という気持ちになります。

ただ、工夫もされており、コースは、２通りあり、エレベータを降りた際に
自動的に交互に振り分けされます。
また、鉄の玉とナイトモードの玉の収納切り替えなど、そのギミックの作りは
さすがだと思います。


小スペースに置かれる方。忙しい仕事の合間に、ちょっと癒されたい方。
部屋の証明を暗めにしている方。など、通常のSPACE WARP とは違った楽しみ方を
提案している品物だと思います。（大人のためのトイですかねぇ）

モーター音のガー…、球が転がるシャー…、球が収納されるカチャンッ
という様々な音が相まって多少うるさいです。
静かな環境なら5m離れててもカチャカチャ聞こえます。
特に収納される瞬間の音が気になりますね。
分解が楽なので自分で加工する手は残されていますが。

レールが邪魔して電源スイッチが入れにくく形も凸でチープ、しかも硬い。
"図"としてはインテリアっぽいんですが、鉄球以外全てがプラスチックで構成されて
いるため素材の"質"の悪さ(安さ)と、それに伴う"おもちゃの動作音"がインテリア性を打ち消しています。
もう少しコストをかけて金属やガラスを使用してツヤを出してくれると良いんですけどね。

球が転がる様子はそれなりに面白いのでそこで妥協している感じです。
ただこの手の物は人によってはすぐに飽きてしまうでしょう。

うるさいので次第に電源を入れなくなって放置するようになってしまいました。

こういった商品は好みがはっきりわかれるかもしれませんね。
人によっては、組み立てて２〜３日ですぐに飽きるかもしれません。

私は、ずーっと眺めていても飽きないタイプで、
買ってからも毎日鉄球や夜光球がカタカタ転がるのをボーッと眺めて楽しんでます。

モーターの音がとても静かなのには驚きました。
その代わりというか、プラスチックレールなので球が転がる音が若干大きい感じです。
本体の下にクッションなど厚めの布をかませばカタカタ音も少し小さくなりますが・・。
夜光球がエレベーターでつまるなどの不具合はずっと動かしていても一切無かったので、
今のは仕様改善されているんじゃないでしょうか。

最初に説明書を見ながら組み立てていく途中で、
各部品（特にレールなど）を手に取りながら、細部まで何度も何度も試行錯誤されたような苦労の跡をしみじみ感じて、
素人ながら「おもちゃメーカーの開発担当さんも大変なんだなぁ」と変に感心してしまいました。

希望としては、やはり従来のスペースワープのように自分で規模を拡張したりコースを変更できれば一番嬉しいのですが、
成型レールではそれは無理なのかなぁ、でも新しいバージョンでは拡張できるのを作ってもらえるといいなぁ、などと思ったりしています。

組み立て説明書はあまりわかりやすいものではなく、組み立てに30分ほどかかりました。
完成後、1時間ほど動かしてみた結果、
・鉄球での動作は、問題なし
・夜光球での動作は、レールからの飛び出しが1回とレール上での停止が2回
でした。（これは私の組み立て方が悪いのでしょう）

モーター音は静かなほうですが、レールを転がる球の音は結構するので、インテリアとしてはいまひとつでしょう。

ちなみに、
・単三乾電池が3本必要
・連続5時間以上使用した場合、モーターが破損し、思わぬ事故の原因となるそうです。