サービスの初心を取り戻せ!
★★★☆☆
サービスは誰にでもどこにでも必要なものとして、その姿勢や視点が書かれている。
イチローの話、ディズニーランドの話、田中角栄の話、著者自身の体験など様々なエピソードを集めて、
サービスとは何かということを事例としてその一端を知ることができ、またエピソード自体も面白く読める。
なにより初心をにかえることができる。
ただ、著者の話以外はなんだか聞いたことのあるようなエピソードが少なくないのも事実であり、
値段との釣り合いは内容を確かめてから買っても遅くない。
サービスの本当の意味を教えてくれる本
★★★☆☆
著者曰く、サービスとは「相手の目線に立つ」ということ。
相手の目線に立ち、我々が行うべき行為を、
19のノウハウに分けて解説しています。
どのノウハウも業種問わず応用できます。
「なるほど」と納得させられるものばかり。
しかし、驚くようなノウハウはありません。
どのノウハウも、相手の目線に立てば当然と思うもの。
ただ、何気なくサービスをしていると、
忘れているノウハウが多いです。
お客さんに良いサービスを提供したいと思っている人は、
本書を読み、「サービスの本当の意味」を
改めなおすことをおススメします。
おもしろいが、うすっぺらいかも
★★★☆☆
映画「私をスキーにつれていって」のホイチョイプロダクションの
ブレーンが書く、おもてなしについての本
サービス、つまり相手へのおもてなしを19のポイント
4つの章(カテゴリー)で説明しています。
まずは、視点という意味で、相手の視点に立っておもてなしを
考えるということ。軸足ということでは、どのような役回りを
演ずるかといこと、行動では、どのような行動が心地よいのか
そして最後に技能ということでまとめています。
おもてなしについて、事例を用いてまとめようとしているのですが
事例が、「しりあいの奥さん」だったり、「マンガ」だったりして
事例を集めるのに大変苦労した痕が感じられます。
そのような間接的な経験が多いせいか、説得力は強くないものの
多くの事例を集めてサービス、おもてなしを説明しようとする
言いたいことは伝わる気がします。
また、最後のページにこの本全体がまとめてあり、それは
おもてなしの内容と事例が有機的に表現され秀逸だなぁと思いました。
内容の精査が薄い分、説得が薄っぺらくはなってはいるものの
事例を基にした内容は読みやすくわかりやすいです。
サービスって何?と考える初めての本として良いのではないかと
思います。
すばらしい!
★★★★★
すばらしい!
自分もこんなサービスを提供したいし、自分も受けてみたい。
様々な感動的なサービスのエピソードが紹介されております。
サービスのポイントが分析されているので、日常の仕事や生活で心がけて、活かしてみたいなと思いました。
サービスとはつまり思いやり
★★★★★
前著「考え方の考え方」の続編とも言える。
サービスとは何かを考える時、「相手の立場にたって考えなさい」と小学生の頃に言われていたことを思いだした。結構単純なことだ。頭をひねって相手にアッと言わすとか、過剰に気を配るとかそんなことじゃなく、あくまでストレートに相手の立場に立つこと。小学生の頃の単純な言いつけが、この本の根底にあるような気がする。
本の内容そのものは、ホイチョイのブレーンだというだけあって、ホイチョイの話や、(きっと尊敬してるんだろうな)佐藤雅彦氏の話、田中角栄、ディズニーランドといった、指南役お決まりの面々のエピソードから成り立っている。ま、よく出てくるなという感じは否めないが、つまり著者に大きく影響を与えているのだろう。
面白かった。