パラパラとだけでも目を通すだけでも、発表が大きく変わりそう。
★★★★★
「その話は、さっきもしていたよ」
「そんなどうでもいい説明は飛ばして、早く本論に!」
他人の話を聞いているとそういう場面がよくあるのですが、自分だってそうかもしれない。
一生懸命に準備して話しても、聞き手の記憶に残ってないようだとお嘆きの人には、必読の本です。
この本は、見開き右ページのマンガが、いい味を出しています。「プレゼンする技術」を伝授する本なのですから、この本自体が「プレゼンする技術」をプレゼンできていないとダメなのですが、マンガのページ自体が、わかりやすいプレゼン資料になっています。
第1章〜第4章では、いわば、「プレゼンをするに当たっての心構え」が書かれています。その中で、特に「なるほどなぁ」と思ったのは……、
・「わかりやすい」=「正しい論理」という勘違い
・なんだか面白いと聞き手に感じさせよう!
・「KISSの原理」で説明をわかりやすくしよう!
・最初にプレゼンの地図と行き先を伝える
・百聞は一見にしかず! イメージを使おう!
第5章〜第7章では、スライド、資料を作るに当たっての注意点。
そして、第8章では、発表時での使えるテクニック。
プレゼンにかぎらず、人前で話をする機会が多い人は、パラパラとだけでも目を通すだけでも、発表が大きく変わりそうです。
読みやすい!
★★★★★
読みやすい本でした。
楽しみながら読むことできました。
雑誌社からの依頼原稿作成時に、参考にさせていただきました。
エッセンスをすっきり整理した一冊
★★★★☆
コミカルな漫画を交え、
分かりやすくプレゼンのポイントを
プレゼンしてくれる一冊です。
プレゼンテーション初心者の方や
少し体系的に自分のプレゼンテーションスキルを
見直したい方には有用な一冊でしょう。
簡潔にポイントが抑えられて説明されているので
1日で読めてしまいます。
ただ、もっと細かなノウハウを求めている方には
少し物足りないかもしれません。
高コストパフォーマンス本
★★★★★
プレゼンに向けての準備からプレゼン資料(スライド)の作り方,発表の仕方等,プレゼンで必要なことがこの本1冊に上手くコンパクトにまとめられている.
プレゼン慣れしている人は「分かっていることばかりだな」と,物足りないかもしれない.
しかし,新入社員や大学生といったプレゼンに慣れていない人にとっては,とてもとっつきやすく読みやすい良書と言える.
プレゼンの経験が少ない人は,この本を読むだけで格段にスライドの出来が変わってくるのではないかと思う.
実際,学会等で発表する学生に事前にスライドを提出してもらったところ,スライドの構成や内容があまりにもひどかった.
この本を学生に渡し「これを参考にして修正してごらん」とアドバイスをしたところ,見事なまでの発表資料に仕上げてきた.
新書サイズで,かばんに入れてもかさばらないので,プレゼン会場まで持っていける.直前に発表チェックを兼ねて読み返すのも良いのでは.
うまいプレゼンができないときに
★★★★☆
プレゼンで“なんとなく”話をしてしまい、いまひとつ聴き手に言いたいことを伝えたり、説得したりできない…。そんな人にオススメの1冊。
自分の言葉が相手に届くよう、意識すべきポイントが簡潔にまとめられています。分かりやすいイラストやマンガ、プレゼン資料の作例も満載です。