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零の発見―数学の生い立ち (岩波新書)

価格: ¥735
カテゴリ: 新書
ブランド: 岩波書店
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数について考える ★★★★★
数学の本です。ゼロの発見と、線の連続性についての2本の話が書いてあります。前者は、数学の歴史の紹介も入っています。いずれも、普段自明と思っていたことが、意外と、自明ではなく、奥深い問題を含んでいることがわかり、面白かったです。よくよく解説されると、キツネにつままれたようで、わかったようなわからにような不思議な感覚に陥ります。数学的思考って、本当に面白いなと思いました。
どうやって発見されたかが分からない ★★★☆☆
無い物を認識するって、難しい事です。ゼロというものをどうやって発見したのか知りたく購入しましたが、結局のところ、よく分かりませんでした。「無名のインド人が発見した」というだけで、発見の過程に関する仮説もありません。

それに後半部分は「零の発見」とは直接関係しない、数学上の読み物。数学を知りたい上ではいいですが、「発見」を知りたい私にとっては、余分な読み物でした。
ゼロと無限から考える「数とは何か?」−−一粒の砂の中の無限 ★★★★★
−−一粒の砂に世界を見よ。一輪の花に天国を見よ。汝の掌に無限を掴み、一時(いっとき)の中に永遠を掴め。−−(ウィリアム・ブレイクの詩・拙訳)

 数とは、(1)数える物であり、(2)書く物であり、(3)計算する物である。この(1)からはゼロと言ふ数は生まれにくかった。しかし、(2)において、ゼロは極めて重要な文字と成った。そのゼロを書く事によって、(3)は、飛躍的に発達した。−−これが、ゼロの歴史の要約である。
 この本は、その『零の発見』だけを収めた本ではない。『直線を切る』と言ふ『零の発見』より短い読物も含まれて居る。この『直線を切る』で語られる事の中心は、無限とは何かである。−−線分の中には、無限が有る。
 即ち、この本は、ゼロと無限と言ふ、対照的な事柄について語る事で、読者に、「数とは何か?」を考えさせようとする本なのである。
 この本は、数学史を学問的に語った本ではない。むしろ、数学に関する雑談の様な形を取りながら、数学の最も本質的な問題を語ってしまふ、恐るべき本である。ソロバンが、零を含む数字の表記法に与えた影響や、古代ギリシャの幾何学と、古代ギリシャ人の宇宙観の関連性など、文化としての数学についても論じて居る。(著者の吉田氏は数学者であったが、氏のこうした姿勢には、シュペングラーの影響が有ったのかも知れない)名著である。若者に、この本を薦める。

(西岡昌紀・内科医)
数の不思議を味わえます ★★★★★
60年以上も前に出版された超ロングセラーで,「零の発見」と「直線を切る」の2つの数学エッセイが収録されています.

「零の発見」では,我々が普段何気なく使っている「0」の起源や重要性について述べられています.位取り記数法のためには「0」は不可欠の数字で,「0」があったからこそ今日のように数学が発展できたと言えるでしょう.零の話は「異端の数ゼロ」(チャールズ サイフェ著,早川書房)にもいろいろなエピソードが書かれていますので,こちらもお勧めです.

「直線を切る」では,数の連続性について考察されており,「円と同じ面積を持つ正方形は存在するか」といった命題を取り扱っています.円と同じ面積の正方形は存在するに決まっていると思いがちですが,いろいろと考えるべきものがあるようです.

じっくり読まないと狐につままれたような気分になりますが,数式がたくさん出てくるような本ではありませんので,数字に興味があれば数学頭でなくても楽しめると思います.
零の発見・・・その考え方の経緯をたどる・・・?!(;'Д`)ハァハァ ★★★★★
(;'Д`)ハァハァ 0というのは大変な概念である・・・。
現在の数学では欠かせない数字であり・・・0を発見したのが
天才の御業であることが理解できるであらう・・・。
今・・・おいらたちは 0というのは当然のこととして
取り扱っているが・・・実はそこには多くの人たちの思索の末に
たどり着いた発見物なのだ・・・。
それに感謝せねば・・・。
人間の力に・・・?!人間の営みに・・・ホッカルさんは
感謝の意を送る!!!
うほほっ?!