これを書いている時も、テレビでは花婿学校の話題や少子化問題の
ディベートをやっていました。97年に出版されたものの、
今でも十分通用する話題という事でしょう。
制度(システム)が個人の指向性(例えば結婚観)をある一定の
方向に向かわせる可能性についての言及が面白かったです。
自分で自分なりの考えがあると信じて疑わない人たちも、無意識の
うちに考え方に影響を与えているのかなと思うようになりました。
後半の税金の話では、もう少し図式を使って説明してもらいたかった
です。そしたら星4つにしたのですが。