比較文化的で良い
★★★★★
「終末観」といった、文化にとって重要な視点を、
各種の神話や宗教から取り上げた文化横断的書物。
それぞれの、神話、宗教、民族、歴史などを考察する際の、比較文化論的参考書に成り得ると思います。
キリスト教にしても、ヨハネの黙示録、パウロの黙示録、ダニエル書など、いろいろ取り上げられています。
このシリーズなので、そんな学術的ではなく、決して詳しい本ではないですが、あっという間に読める読み易さがありますし、手軽に読み返せるので一般の方にはとても興味深く読めると思います。
手元に置いておいて良い本だと思います。