デイヴ・マシューズやジョン・メイヤーを手がけたジョン・アレイジアをプロデュースに迎え、エレクトロニクスや生ストリングスを用いたサウンドも彼女のヴォーカルを最大限に生かしており、全13曲(+日本盤ボーナス2曲)という長丁場でも間延びさせない音作りで魅せてくれる。日系うんぬんは関係なく、1人の実力派シンガーとしてブレイクが期待されるアルバムだ。アーロン・コメス(スピン・ドクターズ)、マット・ウォーカー(ガービッジ)など、実力派ミュージシャン達がバックアップしているのも見逃せない。(山崎智之)