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ルサンチマン 3 (ビッグコミックス)

価格: ¥530
カテゴリ: コミック
ブランド: 小学館
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タクローと月子は結ばれるのか ★★★★★
神崎のもとにいる月子を取り戻そうと決意した主人公のタクロー。
取り戻すことになんとか成功するのだが、果たして月子はタクローを好きになってくれるのか...

仮想現実でありながら、その恋愛風景はなんら現実の世界と変わることはない。モテない男が懸命に愛を得ようとする姿に、共感する。この後の展開が気になる。
ビールジョッキの向こうに宮本浩が見える ★★★★★
新井英樹の作風との共通点に、"飲み"のシーンがあります。
ゴッゴッゴッとゆうリアルな喉ごしはもちろん、ジョッキの底からのぞく顔なんて、この二人以外描いてる作家を見たことがありません。
みじめな気持ちや悔しさを表現するのに、これ以上はない描き方だと思います。
"飲み"のシーンにも重複することですが、社内において、温かく見守る目線もあるけれど、いなたい大人達に囲まれた、年齢のわりに青っちょろいヤツ・・とゆう設定も同じですね。
その辺は、後の『ボーイズオンザラン』に継承されていくわけですが。
何しろ双方とも、分泌物の多さは他の作家の追従を許さないでしょう。

たくろーや越後の造形を見る限り、古谷実の『グリーンヒル』あたりとも世界観が共通しているかもしれない。
あと、作者は相当な"メガネフェチ"ですね?
連載中の『アイアムアヒーロー』を読んで確信しました。
佳境の巻 ★★★★★
個人的に、3巻がとても好きです。一番叙情的な巻です。
神崎が殺され、月子の髪が黒くなります。この間、月子は特別なソフトウェアではなく、タクローの初めての女の子の相手として存在します。タクローはなんとかして月子に自分の存在を認めてほしいともがきますが、汚い手を使ってまでも苦しむ姿は、少し笑えるように描かれてはいても、このマンガにハマッた人には正直笑えないでしょう。
この巻で一番好きなシーンは、タクローが月子を肩車して一緒に花火を見ながら、月子が「きれい…、まるで現実じゃないみたい」、タクロー「これが現実だ!」と涙ぐみながら言うシーンです。この「ルサンチマン」の本質を語ったページだと思います。読んでいて、本当に心苦しくなる。
連載ではなく、単行本のほうでこのマンガを読んでいる人は、この3巻が終わった時点で一体どういう結末がになるんだろうと思わされるでしょう。佳境の巻です。
本気で面白いです ★★★★★
雑誌の連載で読んでましたが最終話を読み終わって
もう終わってしまうのかという後ろ髪を引かれる寂しさがありました。
でもうまくラストをまとめていてラストは満足のいける終わり方になっています。
最終話を読み終わってついつい書店に1~3巻を買い求めてしまいました
ギャグのセンスと心理描写と温かみのある絵で次回作にも期待しています
面白い!! ★★★★★
巻を追う毎に面白くなってきていると思います。しかし次巻で完結らしいです。打ち切りなんでしょうか?もっと話を広げられると思ったのに残念です。