人々の心を揺るがす、衝撃的な製品を作りたい。私たちが掲げるスローガンにはそんな思いが込められています。「想像を超える感動」というスローガンを打ち出した後、私たちは様々なアプローチから自転車のもつ可能性を模索してきました。そして今、「感動=MOVE」から「衝撃=SHOCK」へ。現状を良しとせず、DOPPELGANGERは新しいコンセプト/コンテンツを作り続けます。自転車は乗り手があってはじめて意味を成し、スタンドがなければ直立すらままならない。 そして、走る速さや目的を決定するのは自転車に乗る人であり、自転車ではありません。自分の価値観でモノを選ぶことができ、人に運ばれることをよしとせず、周囲に流されずに自分の速度、自分の目的のために走ることができるすべてのライダーに。
blackmaxシリーズに採用されるDOPPELGANGER独自のツインチューブフレームは、リリースから長い年月を経た今もなお、ブランドを象徴するアイコンとして多くの愛用者から支持を受けています。 曲線的でありながら力強さを感じさせるパイプ形状。高圧プレスマシンによって結合させ、継ぎ目をなくしたシームレスプレート。この独特な組み合わせにより、美しさ、強度、軽量性を同時に実現しているのです。「自転車のフレームはこうあるべき」という概念を覆したこのフレームは、市場に存在するスペック重視なヒエラルキーの枠を越え、自転車というカテゴリーの可能性を切り開きました。“目指したものは、ヒエラルキーの外にある新しい世界”。
「assaultpack」とは、軍事行動に使用する設備を運搬するためのパッケージを意味します。全身ブラックのフレーム、前傾したハンドルステム、さらにはわずか幅1.2インチの極細ロードタイヤ、そして、強力なストッピングパワーを発揮する「ウエーブローター」装備のディスクブレーキ。それらすべてが、「ただ者ではない」と思わせるに十分なオーラを放っています。ハンドルバーや前後ハブにはオレンジ塗装/アルマイト加工が施され、カスタム感溢れるイメージに。通常モデルに対して幅が7cm短いハンドルバーは、クイックな操作感を得ることができ、小径車ならではの利点を活かします。攻撃的なルックスが、これから迎える”戦闘”に対する意欲を掻き立ててる”エボリューション”モデルです。
全身「ブラック」に彩られたフレームとフォーク。それに対するカウンターカラーは「オレンジ」。前後ハブにはオレンジアルマイト処理が施され、走りへの期待を高めます。そして前傾したハンドルステム、幅1.2インチのロードタイヤ、前後で異なるスポーク本数を持つホイールを装備。ハンドルバーはベーシックモデル(202 blackmax)に対して幅が短く、クイックな操作感を得ることができ、ハンドルバー両端に装備されるバーエンドグリップが、走りの意欲を掻き立ててくれます。フロントチェーンホイールは大径52Tを採用。7段変速とのコンビネーションにより、状況に応じた自由自在な走りを引き出せます。メカニカル・ディスクブレーキを装備して強力なストッピングパワーを発揮、市街地での使い勝手を向上させています。
優れた自転車の定義は、人や目的によって変化します。私達がつくるのは、シティサイクルのように「単に移動手段としての自転車」でもなく、競技として速く走ることだけを目的にするものでもありません。人が自転車を購入するとき、その真の目的は「自転車に乗って何ができるか」にあるはずです。しかし、多くの人が「自転車」そのものを目的として製品を選ぶ現実があります。私たちは、「DOPPELGANGER=分身」のブランド名が現すとおり、それを使う人が共感・共鳴できるデザインとコンセプトこそが最重要であると考えます。「その人に合った速度で走る、その人のための自転車」。現実に対するアンチテーゼとして、そして「自転車」というファクターを一旦分解し、再構築した自転車。それがDOPPELGANGERなのです。