1988年〜1991年まで音楽活動をした仲村知夏のベスト盤で全シングル曲、アルバムから数曲からというかんじの内容になってます。当時レベッカのノッコを目標にしていました。

デビュー当時から自分で振付を考えたり、後期になると自分で曲も書き下ろしたりと自分をプロデュースするのも得意でした。代表曲は各種新人賞を総なめにし、1988年日本レコード大賞での新人賞を受賞した曲「８９番目の星座」、フジテレビ系連続ドラマ「スワンの涙」主題歌「ひとりぼっちには帰らない」（ティファニーのカバー曲）、氷室京介が書き下ろしたオリジナル曲「天使は眠ってる」などです。どの曲もビートを感じる曲でドライブ感があり実に気持ちいいです。

個人的に好きだった曲は「Ｂｅａｔ　Ｔｏｗｎ　Ｋｉｄｓ」や「野良猫」のようなロックテイストの強い曲で今聴いても古さを全く感じません。当時バンドブームでアイドルとアーティストの中間的売り方が敗北になったのかなと思います。当時売れてた渡辺美里や小比類巻かほるや永井真理子のようにアーティスト路線で売ればよかったのではと思います。当時の所属事務所の社長は吉川晃司を発掘し育てた人で女版吉川にしようと思って売り出したそうですが売り方がどこか中途半端でしたね。リズム感や歌唱力も素晴らしかったので本当に惜しいと思います。