20世紀UFO少年のような
★★★★☆
まず著者のデマルケ氏の素朴で素直そうな「奇跡のりんご」の木村さんのような誠実な人柄に好感が持て、この人が頭で考えたようなことを商売目的で言っているとは思えない雰囲気を感じました。
内容は割とシンプルな正義感や地球平和を望むもっともなメッセージで、共感できましたが、どこか幻覚的な雰囲気も感じました。彼は誰かに記憶を催眠で植えつけられたのかな?とも思いましたが、かと言って危険なカルト宗教性は感じませんでしたので、危険なものではないと思います。
竹内文書については、すでに西洋で知られていたことですので、海外の本で言及されても何も不思議はないものですが、「イエスキリスト・クリスマス・フクノカミ」など、噴飯的な要素の強い(普通の判断では限りなく偽書に近いと感じざるをえない)ものとリンクしてくると、何らかのマニアックな仕掛け人が裏にいそうな気配を感じました。
何の目的かは分かりませんが、最近のクラリオン星人の話と同様に、どこか脳内現象的な幻想性が私には感じられてしまいました。
でも、デマルケ氏の素朴な可愛らしさと、メッセージが世界平和を願う健全な往年のUFOマニア少年たちを勇気づける感じがした点から、星4つにしたいと思いました。
精神性を高めるべき
★★★★★
信じる信じないはもはやどうでもよい
とにかく読んで欲しい
金と物質優先の社会体制、利己的な動機で立候補する政治家、利己的な理由で投票する私達
真実より売り上げ優先のジャーナリズム、目的が信者獲得と勢力争いと化した宗教
それらが強固に結びついたシステムに完全に埋もれて、
それを正しいと信じて疑いもせず真に考える力を失っている私達は
必要以上のお金や欲望のために人間の尊厳を失い世界中で悲惨な事件や事故を起こしている
自分や他人を犠牲にしてまでそれらは本当に必要なものなのか?
私達自身が本質に気づき意識がほんの少しずつでも高まっていけば
気の遠くなるほどゆっくりでもいつか本書のような崇高な精神の社会が築けるはずだ
権力を握った一部の人達だけの為のピラミッド型社会システムや
悲惨な事件の被害者や犠牲者、加害者さえももういらない
本当にいらない
おもしろい!
★★★★★
宇宙で一番文明の進んだ惑星の1つに滞在した方の体験記です。そこでの体験談はmind blowing!またいろいろな惑星の事情が詳しく描かれていて大変興味深いです。例えばこの惑星の1年は333日で1日が27時間など、数字的な情報が正確に書かれていて、よくこれだけの内容を覚えていられたな、と感心しました。また読み返したい本なので5スターです。ティアウーバ星、行ってみたいところのナンバー1になりました。
一つの資料として
★★★★★
肉体をもって、UFOに乗り宇宙旅行する話ということに興味を持ち購入しました。
地球人類へのメッセージ性が非常に高い内容となっております。
但し、他の類似本を読んで感じた事は、何故過去生を覚えていないのか?
地球人類はどこから来たのか?キリストはどこから来たのか?等、本によって様々ですし、詳細な説明も異なっています。この本も一つの資料としては面白いと思います。
特にこの本の後書きは大切な事が多く書かれてあります。
他には”金星人オムネクネオクのメッセージ”もお勧めです。
それらの本で共通することは、
1、人類やキリスト誕生は宇宙人がなんらかの方法で介入した
2、地球誕生より前から、高度に発達した多くの惑星があり、
意思疎通はテレパシーである
3、地球はまだまだ発展途上の星であるが、(まだ若い惑星という意味もある)
様々な宇宙人達が見守っている
4、高次元の惑星世界は光輝く星である
5、ムーやアトランティス大陸は存在した
6、愛と平和へのメッセージ
7、物質主義(お金)の恐怖、精神世界を軽視している恐怖、宗教の恐怖
8、宇宙にはカルマ等の多くの法則があり、決して逆らうことが出来ない
9、精神世界、アストラル界(体)について
10、宇宙人は特別な場合を除き、地球人に対して干渉してはならない。
地球人の事は地球人で解決する。
11、チャネラー等(教祖等も含めて)の天からメッセージを受けてる人は決して
特別な存在ではない。単なる情報伝達者にすぎない。
12、天からのメッセージは時代背景に合わせたもので、”時”が来たら全てが
明らかになる
特に上記11番目の事を強く主張されています。
私はチャネリング本に関してはあまり関心がありません。それは、チャネリングした人の精神力、人間性により大きく変わるからです。実際に宗教団体と言う名目ではないにしてもカルト教団に似た団体も多くあります。
その中でも本当に純粋なチャネラーも沢山いらっしゃると思うのでその方達の本に出合えたらいいな、と感じました。
ティアウーバ星人のイエス・キリストと地球人のブッダ釈尊
★★★★★
本書のティアウーバ星人は、「地球における本当の危険は、1)お金、2)政治家、3)ジャーナリストと麻薬、4)宗教、だと言う。(p.188)
それを理解させるために、デマルケ氏がティアウーバ星で体験した内容を本書で公開したのだと言う。本書で公開された興味深い話の一つは、「イエス・キリストがティアウーバ星から来た」(p.247)ということである。
しかし、私は次のようなティアウーバ星人の言葉に注目した。
A)「地球人のブッダは彼自身の研究の結果、他の者たちとは異なり、“私は信じる”ではなく、“私は知っている”と言いました。信仰は決して完全なものではありませんが、<知識>は完全なものです。」(p.248)
B)「もしあなたが自分自身を“向上させたい”のなら、瞑想を行い、ついでに集中しなければなりません。両者はしばしば混同されていますが、まったく異なることです。特別な場所に出かける必要はありません。なぜなら、最も偉大で、最も美しい寺院はその人自身の内部にあるからです。」(p.252)
ティアウーバ星人はブッダ釈尊が地球人だと述べており、彼の言葉の普遍性に敬意を表している。しかも、自分自身の向上のために、ブッダ釈尊が伝えた『瞑想+集中』という修行方法を推奨している。瞑想と集中の違いは、瞑想が「ヴィパッサナー瞑想」であり、集中が「サマタ瞑想」という異なる目的で行われる瞑想の違いである。その修行を仏教を学ばずとも日常生活の中で実践するには、『小説ブッダ』(ティク・ナット・ハン著)が手引き書として最も分かり易い。キリスト教も理解した上で、キリスト教圏独自の仏教スタイルを創造することを祈念しているティク・ナット・ハンの取り組みこそ、ティアウーバ星人の意図に叶うものではないだろうか。