『剣風帖』の舞台は猟奇事件が頻発する世紀末の東京。転校生の緋勇龍麻(ひゆうたつま)は東京を守るため、4人の同級生とともに、人外の者たちとの果てしない戦いを繰り広げていく。仲間との会話は、セリフではなく9つの感情から選択する独自のシステムで、会話の運び方次第で仲間にならないキャラクターがいたり、戦闘時のステイタス、エンディングにも影響する。
『朧綺譚』には、龍麻が転校する前のシナリオ「第零話」、意外にはまるシミュレーションバトル「螺旋洞」、CG集などを収録。「第零話」のデータで『剣風帖』をプレイしたり、『剣風帖』のデータで仲間になった全キャラクターとのエンディングを見たりと、「東京魔人学園」ワールドを満喫できるパッケージである。(田中あきら)