トランスナショナル カレッジ オブ レックス 編 / ヒッポファミリークラブ 刊 2013年7月10日に『フーリエの冒険』がリニューアル! 「新装改訂版」として絶賛発売中です。
数学のおもしろさがストレートに伝わってくる
★★★★★
あまりのおもしろさにびっくりしました。
電車の中や、スタバで夢中になって読んでいました。
ときどき、興奮(←?)して周りの目を忘れている自分がいました。
この本はものすごく個性的です。
この本を作るにあたって、多くの人が携わっています。
学生、主婦、教授、サラリーマン、学識のある人から、「フーリエ」という言葉さえ聞いたことのない人まで、多くの人が携わっています。
このように多くの人が知恵を出し合って「フーリエ変換」の数学的美しさを物語的に解説していきます。
この本を創るのに、相当なエネルギーをつかったんだなぁーと伝わってきます。
数学の好きな人にも、嫌いな人にも、おすすめの一冊です。
つくりは同人誌、でも中味はgood
★★★★☆
昔ちっくなワープロの印字に手書きの図が多い。
加えて紙に印刷した波形で実験に実体験をさせるような作り。
直感的なアプローチを追体験する形のアプローチが良いですね。
工学系で数式はこなせるけど、波形のイメージが沸かない人には向いている
と思います(学習中の学生など)。
ベテランの方はおとぎ話調にフーリエを語る読み物として見れば楽しめるかと。
(新人に教える時こんな感じだよね〜的な読み物として)
ワープロ印字は読みやすさの点で劣るけど、雰囲気を出すエッセンスと
割り切ることが必要。
理科は好きでも数式の苦手な方に
★★★★★
小中学生が研究しながら書いたもののようです。
昔ながらのワープロで作られていて、手書きの図ばかりです。安っぽい割に値段が高いので始めは軽く見ていたのですが、読み終えた後はファンになってしまいました。
文系の私ですが、フーリエ級数、自然対数、微分積分、射影など・・内容を理解できました。あまりに面白いので家内にも勧めたところ、本当に読んだらしく「何となく理解できた」とのこと。子どもももう少し大きくなったら読ませてみようと思います。しっかり数式も出てくるのですが、どんな入門書よりも素人に分かりやすく解説、図説されていました。
すごい本です。
★★★★★
昨日読み終えました。
私はFFTを仕事で使っていますが、うちの母親(ふつうの主婦)にも薦めたいくらいの面白さとわかりやすさ。
フーリエ級数のところもそうなんですが、微分・積分・自然対数の底eなどについても、この本ほどていねいに理解させてくれる本はそうそうないんじゃないかな。
だれかに教わるよりも、この本を読むことを私はお薦めしたいです。独学が苦にならず楽しく読めるのも良いです。
初版は1988年。永く愛されているのもうなずけます。
手作り感あふれる一冊
★★★★☆
フーリエ解析の本をいろいろ図書館で探していてこの本を見つけました。
とても手作り感のある本でした。説明は丁寧で、分かりやすさは他の多くの本にも負けてません。
勉強のいちばん最初に、この本を読んでみたかったです。
そう思わせる一冊です。