分りやすいです。
★★★★☆
ナラティブ(セラピー)を知ってみたい人には
お薦めの本です。
土台となっている社会構成主義の説明も
あまり専門的に深くなりすぎておらず
外在化、ドミナント、オルタナティブ、無知の姿勢などの見方についての
基本が書かれています。
また、作家の人が読むと、創作意欲がわいてくるかもしれません。
枠組みを飛び出して、語りの世界へ!
★★★★★
コトバは世界をツクル。・・・そうこの本には記載されている。技術論・精神論だとか区切るのではなく。もっと、クライアントの生きる世界を文脈もろとも探索していこうではないか・・・と提唱している。それは一方的なかかわりではなく、「傾聴」と「共感」によりいまだ語られなかった物語をも探っていこう・・・という試み。この本を読むと、明日からのあなたとクライアントとのケアの関係が変化するかも?!
一味違った角度から
★★★★☆
やや専門的な言葉がでてきます。現在の治療の枠組みを越えたアプローチの仕方を提唱しており、非常に参考になりました。特に、臨床の場では、何かと原因と結果を追求しがちになるのですが、結論に至らない姿勢を持つこと、経験で物事を決め付けない姿勢は、なるほど大切であると感じます。偏りがちな専門知識ですが、この本のようないつもと違う視点から物事を考えるのも重要だと感じます。