SF好き
★★☆☆☆
怖くて読めませんが聞いた話によると財閥やらフリーメーソンらの関わりは全く無いようです。ロックフェラーも得にもならないような団体には出資などしませんしね。 健康詐欺で捕まる様なトップが従えてる団体なんて大した事無いですよ。洗脳なんてだいたい隔離が最低できなければ不可能だし大衆をコントロールなんて普通に考えたら不可能な事くらい誰にでもわかると思います。私も危うく商法に引っ掛かる所でしたが‥。興味無い事無いですが騙されてまで読む気がしません。本の否定をしているのではありませんが最近こういうの多いですね。最近の世の中情報が多過ぎて真実と虚構の境目を見極め無いと特にに私の様な人間はのめり込んでしまいそうでそれが恐ろしいです。
洗脳は避けられないかもしれない、だが、真実を掴む努力は誰だって出来る!
★★★★☆
本書を読んでみて、一番ショックを受けた事実はあの歴史学者A・トインビーがこの洗脳組織であるタヴィストック研究所の設立当初からの理事を務めており、第一次世界大戦に向けて当時、「ドイツとの戦争を避けるべきだ。」という英国一般大衆の世論を洗脳操作により、戦争の必要性を説き、宣伝して、戦争に向かわしめる・・・という悪魔的作業に関わっていた事である!・・・
正直、自分のトインビーに対する今までのイメージは一変してしまった。(自分の無知さにも、やるせない思いで一杯である。)この悪魔的洗脳組織には、イルミナティの重鎮であるロスチャイルド家やロックフェラー家も資金を提供しており、果たせるかな、英国民や米国民は彼らの思惑通りに洗脳され、第一次世界大戦に参戦して一般国民達は多大な犠牲を被り、ロスチャイルド家やロックフェラー家は多額の軍事物資の売り上げにより、資産を増やす・・・(つまり、洗脳組織の設立費用の元を回収したという事)という悪循環は第二次大戦でも繰り返される。・・・否、最近ではイラク戦争でも見事に米国民は彼らに騙され、イラクを破壊する事に賛同するのだからコールマン博士も、「米国民よ!いつになったら目を覚ますのか!」と激高されているのだろう。
・・・さて、先のトインビーの話に戻るが、彼の代表的著作である「試練に立つ文明」の中で、21世紀の戦争は「資本主義対共産主義の戦い」ではなく、「キリスト教徒対イスラム教徒の戦い」になるだろう・・・と予見しているが、これもタヴィストック研究員としての世論操作の方向として述べているのだろうか?・・・
これもまた一面
★★★☆☆
第一次大戦期以降,プロパガンダ機関タヴィストック研究所がいかに大衆を操作して,歴史を操ってきたかを説く警鐘の一冊。
本書に登場する人物(レヴィン,リップマンなど社会科学の大物がずらり)が,すでに自ら,大衆の思考を操作しそして行動させる技法も結果も,公に著しているとおり,今や我々は,特にマスメディアを通じた,表に裏にの大量のプロパガンダによって,行動・判断が相当に操作されている。
とはいっても,本書はあまりに事態を単純化しすぎ。何でもかんでも「タヴィストックの思いのままだ」で片付けており,いつだれがどこで得をしたのかも,何を思ったのかも,どう反発されたのかも,あるいは,伝説・伝統・常識への固執と言ったプロパガンダで動かせない部分も,ぜんぶ削ぎ落とした話にしてしまっている。さらには,タヴィストック研究所が目指す世界像「ワンワールド」も何のことやら意味不明で,脈略がない話の羅列になっている箇所も(原典をあたっていないが,おそらく訳がおかしく意味がわからない部分が散見。全体にも翻訳調でやや読みにくい)。
社会工学は本書が説くほどナイーブではなく,さらに巧妙に進展しており,もはやどこの誰が狙ってやっている,などと簡単に言えるものではなかろう。人と金と思想・文化の流れを丹念に追っていかねば,真に何がされているのかまでは届くまい。しかし,本書の言うようなプロパガンダの技法や,それを展開するグループがいることを知るには良い一冊だといえる。
大衆操作のテクノロジー
★★★★☆
シオンの議定書と並んで今必読の書である。実験社会心理学の創始者、クルト・レヴィンのトポロジー心理学は、闇の政府が創設したこの研究所で考案され戦後世界のマスコミによる大衆操作に応用されたのである。「生活空間を構成する全てのことは相互作用し、それによって人は行動を規定すると考えた。つまり、多くの力が行動を規定し、その規定する力の合成によって行動や心理的活動が行われるのである。」選挙での当選・落選に決定的に作用するのはマスコミの報道なのである。暗いニュースを誇張して取り上げて絶望的な無力感を広めるのもマス・メディアの常套戦術である。この理論は第二次大戦でも応用されドイツ国民の士気を失わせることに成功した。ビートルズがこの研究所で考案されたと聞くと驚くだろうか?音楽は精神作用に大きな影響を及ぼすのである。60−70年代の若者を「反乱」に駆り立てたのは、巷にあふれるマスメディアによるアジテーションとロック音楽であった。当時の社会的混乱は闇の政府が意図的に作り出したものだったのである。その当時の闘争を知る世代が今指導的な立場に立って、これからの新世界建設に向かうことになろうとは彼らも予想しなかったにちがいない。
心理を志す人にぜひ一読してほしい。
★★★★☆
一般に心理学を専攻した人なら、そんな馬鹿なが正直な感想だろう。
しかし、宗教にしても哲学、思想、心理学ですら、その歴史をたどれば、思わぬ動機により、誕生、改編、発展してきている。
すべて裏返せば(もう一歩踏み込めば)、人心操作可能な領域があることは納得のいくところである。
文中にでてくる心理学者の論文、履歴を精緻にたどっていけば、俗に言う“トンデモ”ではなく、極めて説得力があることに気づく。
筆者も述べているとおり、こうしたことを知ることで「落ち込む」ことも、戦略家たちは想定していることであり、多分こうした著書やそれに対する意見・感想も織り込み済みなのだろう。
恐れずに事実(?)を知ること、それと同時に、同じ土俵にのってどうのこうのではなく、「第三の道」が存在することを歴史が教えてくれていることも忘れないことは大切なことであろう。