興味を引く内容のはずなのだが・・。
★★★☆☆
あまたある陰謀論の中でも極めつけ感のあるこの本。気になっていたのですが今回新版が出たという事で購入しました!!
厚みもある上に上下本ですので、結構な内容量なのですが、
その点を除いても読み難かったです・・・。
とにかく、話が縦横無尽に飛びまくる。一つの章が章としてまとまりがない。
読み進めていくに当り、前の章で得た情報が次の章を読んで行く上での助けにならないことも多い為、興味を引く内容であるはずなのに先に進むのに苦労しました。
こういう内容のものは特にキリスト教的知識の素養が乏しい日本人にとっては読みこなすのは難しく、この上巻に関しては、良くわからないものを信じる人たちのせいで世界がよくわかんないことにされているのは恐ろしいなあ。と、どうも賢くない感想をもつにとどまりました。
下巻に期待です。
しかし良くわかんないものにも正体がある。その正体に気づくことが大事なんだとすればやはり1読も2読も価値のある書物だと思います。