毎回、高いクォリティーと3D格闘へのこだわりで格闘ゲームの代名詞となっている作品が、セガ製造ハード以外での初の登場となったことでも話題を呼んだ。PS2版への移植にともない、アーケード版からの忠実な移植はもちろん、さまざまなモードが追加されている。「A.I. SYSTEM」モードは、A.I.(人工知能)をもつキャラクターを育てていく。育てたA.I.キャラクターは、ほかのモードでも使用することができ、メモリーカードにデータをセーブしておいて持ち寄れば友人との対戦も可能だ。そして、要望の高かった「TRAINING」モードは、家庭用専用の練習モード。トレーニングといっても練習するだけの単純なモードではなく、自由に練習できる「FREE」、技コマンドの練習が可能な「COMMAND」、与えられた課題をこなす「TRIAL」の3種類が存在し、用途別でさまざまな練習を行える。
「DATA FILES」モードはプレイヤーキャラ、及びA.I.キャラの作成ができる。それぞれのキャラのリングネームや400種類以上の用意されたアイテムの装着、コスチュームのカラーチェンジなどが思いのままに行える。(樋口浩二)