コアなファンを持つ花輪ワールド。この本では８０年代中期に掲載された平安モノの作品を集めている。相変わらず生々しくグロく、しかしどこか奇妙な諧謔性を含んだ作品。ビギナーならもうちょっと後期の作品から入ったほうがいいかもしれない。ここでは、まだかなり読後感の不条理性・「どうしよもならなさ」が多分に含まれている。しかし、描かれる平安という時代の感覚は、その際密なタッチとあいまって、なんともいえぬ実際感がある。・・・異世界が見られます！

この本は、絵が綺麗で　神秘的な本です。江戸時代の描写がよく　描かれています