日本の食生活全集 (8)
価格: ¥2,900
この本は、土と水が生み出した茨城の食事をまとめたものです。 それを受けついできたのは食事つくりをになってきた主婦たちでした。 その主婦たちからの聞き書きによって出来たのがこの本です。 内容的には、「県央畑作地帯の食ーことあるごとにつくる納豆」・「南部水田地帯の食ー水郷ならではの多彩な淡水魚料理」・「北部山間地帯の食ー蒟蒻、里芋をふんだんに」・「鹿島灘沿岸の食ー海と砂丘と利根の河口での食」に分かれる。 それぞれにⅠ四季の食生活・Ⅱ基本食の加工と料理・Ⅲ季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「茨城の食とその背景」及び「茨城の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの茨城の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)