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関口知宏の中国鉄道大紀行〈4〉最長片道ルート36,000kmをゆく(秋の旅)瀋陽~カシュガル

価格: ¥12,337
カテゴリ: 単行本
ブランド: 徳間書店
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フニフニします ★★★★★
テレビを自分で見ることがなくなって(子供が見るものと思い込んでいた)、地デジの波で大画面にした。たまたま1人でいたときに中国の鉄道のこの番組を見た。大画面にして良かったとこの時思った。テレビの話しではないので・・・。単純な鉄道マニアの番組でなかった。さらにこの関口知宏という人物も知らなかった。ただなかなか味のある人物のように思えた。印象深いのは日本語学校に通う学生さんの教科書を見て「こんな難しいのは日本人でも無理だ」というような感想を述べていたところ。この2人の学生さんはこの関口知宏との出会いをすっごく喜んだみたいで、この日を忘れないと言っていたという姿に対して、ひたむきな姿勢に素直に感心すると共に、このようなひたむきさを失ってしまった日本人の危うさも感じているところがさらりと書かれてある。なかなかのものであります。これはDVDを見て本をめくるという繰り返しの作業がお薦めのように思います。
印象の危うさ ★★★★★
関口知宏が行く中国鉄道の旅。春秋に分けてそれぞれ約半分ずつ走り、なんと総計36000キロもの長旅がこの巻で終わる。
春の旅の終着点であった西安から再出発した秋の旅は、この絵日記本の第三弾、そして本書に綴られている。
長い長い中国鉄道大紀行の終着点は、新疆ウイグル自治区のカシュガル。秋に北部を旅する為、早くも寒さに見舞われながらの旅行。
TV番組は、ダイジェスト版を観ただけだったので、改めてこの本を買って読んでみたが、いつも通り楽しい明るい絵と、
綺麗な文字で丁寧に綴られた旅の感想(単純に楽しかった、等ではなく思索的なもの)が楽しめる。
旅人を不思議なくらいもてなし、食事を出し、戦時中の日本人についての思い出さえ淡々と語る人々。
関口さんは、過去にとらわれずに今必要なことを懸命にやって純朴に生き抜いていく人々に出会っていく。
長い旅のまとめとして関口さんは、報道などから抱く印象(良いものであれ悪しきものであれ)というものの危うさを説く。
確かに中国は様々な問題を抱えている。平気で痰を吐いたり、店員さんの対応がよくなかったり、日本人が顔をしかめるマナーもあるだろう。
けれども、関口さんが出会った人々は時にしつこいぐらいに積極的に、また親切におもてなししてくれ、
日本に関心を示したり、日本を見習わねばという人までいた。きっと中国には食品の危険性も、食の素晴らしさもあるだろうし、
日本が嫌いな人も好きな人もいることだろう。中国に限らず、ひとつの国・国民を一面的な印象論で片付けられはしないという、
よくよく考えれば当然の事を、この旅日記は示してくれている。巻末に列車や世界遺産の簡単な解説つき。
心に響く一冊 ★★★★★
関口さんの手書きイラスト満載で、
しかも、心に響く関口さんのメッセージが
この本の中にぎっしり詰まっています。
内容が充実しているのはもちろんの事、
イラストの方も、素人では描けないだとうけど、
プロっぽくない感じが、あったかくていいんです!
中国編が終わってしまった・・・ ★★★★★
関口さんの旅を見続けていた自分も、なんだか長いような短いような、
寂しい気持ちで終わりを見守りました。
今回で、本の方も中国編ラスト。

関口さんの、字の上手さ・絵の素晴らしさ(上手いだけではなくて、
個性が素晴らしい)などなど、彼の魅力がたっぷり。
彼は、中国の人たちの事を、素朴で純朴だとよく言っていますが、
読者の1人として思うのは、関口さん自身が、やはり素朴で純朴なんだと思う。
だからこそ、中国という国・人たちの素晴らしさを実感出来るのだと思う。

この本を読んで、自分も、観光ではなく、人との繋がりを感じれる旅がしたいと
強く思った。
本当に、いろいろな面で勉強になるし、為になる作品です♪