全体として可もなく不可もなく
★★★☆☆
巻頭は不破慎理の新連載。
外科医と葬儀屋。
…偽善てんこもりで、いくらBLでもこれはきついかな〜という設定。
葬儀屋が病院泊まり込みとかカモフラに白衣とか細かいネタを書きたいだけっぽい。
全くツボに入らない。
葬儀屋に自分の手術の腕を言い立てて「安心しろ」とかいう外科医もなんだかなあ…
言うまでもなく、葬儀屋は死人が出ないと商売あがったりなんですけど?
脳内にハテナが浮かびまくり。
寿たらこのセックスピストルズ。
をを急展開。
いきなり過去編へ。
獅子と人魚のキメラが運命の相手って、それ、幸?不幸?
もしや一番ハードなカップルなんじゃ…
命のやり取りがありそうですわ。素敵。
「欲しがりません収穫までは」
栽培嫌いな理由がぶっ飛んでました。
こう来るか…やられた。
林檎はなびら・・・
ラブラブ過ぎて砂吐いた。
ディープばっかで疲れるから軽いキスも慣れて?だあ?
…なんかもう、この子ったら…
とにかくあまあまで幸せ。
立野真琴のリーマン物は前後編。
手堅い。佳作。
オチはなんとなく予想できるけど。
ちゃんと過程を楽しませてくれそう。
遥々アルク改めARUKUさん。あなたの夜になりたい。
この読みきりだけのために買う価値はあった。
しかし作品数多いな。
これだけあれば玉石混合、当たりも外れも下降線も上り坂もなんでもありで、結局値段相応の満足感はある。
ただ雑誌としてみれば、突出した人気作品、長期安定連載作品がないのが惜しい。