株式会社南江堂
★★★★★
【2011年版の特長】
●臨床現場に即した分類に大幅見直ししました!
<解説>
▼「最近の動向」を新たに追加。薬物治療の‘今’がわかる ▼「看護師のかたへ」を追加。医師の視点からみた‘ここは押さえてほしいポイント’がわかる ▼[解毒薬]は[中毒治療薬]へと章名を改め,新たに解説を追加。救急医療だからこその‘適応外処方’も掲載
<便覧>
▼腎マークを充実。添付文書外情報を大幅に追加 ▼‘適応’をくっきり目立たせ,忙しい現場でもすぐに探せて見やすい体裁に
<その他>
▼新たに巻頭付録を追加。「高齢者」「小児」などへ投与するときのポイントがわかる ▼識別コードに頁数を追加。検索が無尽にできる
Jのおススメ
★★★★★
医薬品の特徴や適応症・副作用・禁忌などが見やすくまとまっていて医療関係者だけでなく,一般者に対してもお勧めの1冊です.
反省堂書店ぱんだ本店
★★★★★
玄人向け薬の事典の定番といえば、この事典と『治療薬マニュアル』(医学書院)。毎年両方買うのが望ましいが、どちらか一方しか買いたくない人で治療薬マニュアルを選択すべきケースは実はかなり稀。どちらにしようか悩んでいる方は、ウソはつかない。ジェネリックの製薬会社を知りたいという方以外は、背伸びせずに幅広い読者層を視野に入れたこの今日の治療薬を購入されたい。
今年度版ではまず、2010年度版までよりもレイアウトがさらに見やすくなったことを特筆すべきであろう。一方機能性のよさは今年度版も健在で、薬剤の適応症、適応外使用、副作用、併用禁忌、1日当たりの投与量や処方例、薬物動態などが一目瞭然である。医師や薬剤師だけでなく、コメディカルや一般の方も必要な項目だけ拾い読みして使えるのがこの事典のスゴイところ。ちなみに治療薬マニュアルはコメディカルには使いこなせない。
ただし、この事典を購入した方は、以下のことを肝に銘じてボロボロになるまで使っていただきたい。すなわち、きわめて見やすくなった適応症と適応外使用の項目だけでなく、すべての項目に目を通すことを可能な限り心がけるべきである。。
なお、近年玄人向けの事典でも薬剤の一般名・商品名共にアルファベット表記が割愛されているものが少なくない。しかしこの今日の治療薬では両方ともアルファベット表記がある。薬剤の索引も和文索引だけでなく、欧文索引もある。
最後に、繰り返しになるが後続品の製薬会社名を調べたい方以外は、十把一絡げにしてこっちである!!
【参考:当店前年度評価 ★5つ】