ズッコケ発明狂時代 (ズッコケ文庫)
価格: ¥630
おなじみズッコケ3人組が発明で一攫千金をねらう、というストーリー。真摯に発明に取り組むハカセとお金に目がないハチベエ、よく考えていないモーちゃんの3人組が、夏休みの研究課題をきっかけに発明にのめり込み、互いに協力する。
ラジオ内蔵の傘、絶対に起きる目覚まし時計、永久運動機などなど、さまざまなアイデアが登場するが、いずれも実用化には至らない。落ち込む3人の前に、ひょんなことから未来を予知するテレビが現れて…。
発明の役に立つかどうかはわからないが、頑張る3人が研究の過程で一喜一憂する姿がほほえましい。忘れかけていた子供心を思い出させてくれる1冊だ。(土井英司)