エロさと儚さが交互に来てる感じがして、ググっと引き込まれる。
今巻では、胡桃の身体的な悪化の描写が直接･間接的を問わず入ってきます。
しかし、その分英男との関係は深い(更にエロい)ものになってきてますが、一線は越えずにすすんでるかんじです。
次巻かその次かで完結しそうな勢いですが、最後がどういった結末を迎えるのかが非常に気になります。
普通に考えれば、献身的な努力によって、なんとか冬は越えて・・(一線を越えて・・・）、春に幸せに逝く(しかし子供が生まれる？無理か！）みたいなストーリーなのですが、そうならずに何か起こるのか、どうなるのかが気になるところです。

早い段階から、きっとこうなると予想はしていた。
読んでいてだんだん近づいてくる悲しい最後。
その最後をある程度予感しているだけに、この巻での
英男と胡桃のやりとり一つ一つがとても切なかった。
確実に弱っていく胡桃。そしてそれを支えようとする英男。
今私は、最後は予想が外れて「ハッピーエンドだったらいいな」と思う。
最後のUFOには笑わせてもらったけど、そのあとが物語の終わりを予感させる。

とりあえずよかった。ただ………続きがすごく気になる…………