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War in a Time of Peace: Bush, Clinton and the Generals

価格: ¥1,179
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Bloomsbury Publishing PLC
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   ピューリッツァー賞受賞ジャーナリストであり、17冊の著作を持つデイヴィッド・ハルバースタムは、人をひきつける手法で現在の出来事を生き返らせ、それらを歴史観の中に置いて鋭く洞察している。多くの点で、本書はハルバースタムの代表作『The Best and the Brightest』の続編としての役割を果たし、ベトナム戦争の教訓が冷戦後におけるアメリカ合衆国の外交政策にどのような影響を与えてきたかを検証する。また、湾岸戦争を皮切りに、クリントン政権初期に訪れた国外から国内の問題への政治的な力点の移行を論じている。クリントンは、国民の大部分と同様に国内問題に注力することを望んでいたという事実にもかかわらず、アメリカはそれでもなおハイチ、ソマリア、そしてバルカン半島における紛争へ介入していった。これらの出来事に対し、アメリカ国外で軍事力を行使することに国民は不快感を抱きつつ、同時に世界の大部分が政策と支援の両方でアメリカに依存しているという事実をも受け入れていく。本書はまた、こうした政治的変化に影響を及ぼした非政治的要因を数多く列挙する。すなわち、国家の指導者層における世代交代、現代メディアの国外ニュースへの偏重報道、軍事技術の飛躍的進歩、そしてアメリカ経済の繁栄などが要因となり、外交政策は市民の大多数の意識とはるかにかけ離れたものになったと説く。
   ハルバースタムはアメリカの政策を立案してきた著名人について、調和の取れた描写を行いながら隠されたエピソードを披露することに長けており、クリントン、コリン・パウエル、そしてジョージ・H.W. ブッシュなど有名な人物や、アンソニー・レイク、リチャード・ホルブルック、ジェームズ・ベイカー、マデライン・オルブライト、ウェスリー・クラーク、アル・ゴア、さらに過去10年間に活躍して影響力を持った国内のリーダーなど政権を支えた人物に対し、新たな光を当てている。1960年代初頭からのアメリカの歴史と外交政策における多くの側面を網羅しつつ、アメリカが、そして世界が劇的に変化した時代を伝えるには、ハルバースタムほど適格なジャーナリストはほかに存在しないであろう。(Shawn Carkonen, Amazon.com)