CNNのレポーターが、セレブにインタビューした記事を集めてあります。

バーの喫煙マナーに怒るマライア・キャリー、
意外にユーモアのあるアル・パチーノ、
ハリー・ポッター撮影時のキスシーンはどうだった？と質問されるダニエル・ラドクリフ、
中国公演を控えて公演禁止になっている曲があることなどに答えるミック・ジャガー、
普通の20歳代の女の子の気持ちを歌で代弁しようとするビヨンセなど、
いろいろ入っています。

個人的に一番印象的だったのは、クリント・イーストウッド&渡辺謙。
テーマは、もちろん映画「硫黄島からの手紙」。

渡辺謙は、多少つたないながらも、通訳を入れずにきちんと自分の英語で喋っています。そして、日本人としてこの映画の主演を務めることになった責任感、米国留学経験があるのにアメリカと戦うことになった栗林中将と日米で仕事をしている今の自分を重ね合わせた感想などを述べています。硫黄島の戦いはアメリカでは学校で普通に教えられている重要な史実なのに、日本では知らない人が多いと聞いて、レポータがびっくりしている様子も入っています。

学習者用に易しくしてあるものではありません。テーマや相手によって難易度の差はありますが、海外で放送されている普通のインタビューものを集めてあるので英語のレベルはかなり高いです。ただし、インタビューということもあり、全般的に発音は明瞭なものが多いです。

トランスクリプトを書いたテキストがとてもコンパクトなので、MP3 Playerと一緒に持ち運ぶのに便利です。