官僚組織についての理解が深まります
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よく分からなかった「イギリス東インド会社」について分かるようになります。
・インドに対して独占的な権利を持った会社
・インドを搾取していた会社
・パイレーツオブカリビアンに登場
などと、本書を読む前は「イギリス東インド会社」について正しい理解はありませんでした。
もちろん、本書では表面的な事も理解出来ますが、会社のインドでの問題点や、インド視点からみた会社について書かれています。今では当たり前に使われている「公務員」という考え方もここから発生しています。
正直、このようなマニアックな書籍が手の届きやすい金額で販売されていることに驚いています。
インドを知るために類を見ない書 、また国の形とは何かを考えるために
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世界最強の商社 イギリス東インド会社
商社というより、植民地の統治機構であったことは認識していたが
本国がこれだけどっぷりとつかっていたのは知らなかった
インドの統治ということで 日本語では類を見ない書であることは間違いないです
さらに 私が思ったのは、今の世界中の民営化の流れの問題点とも共通する点が
具体例で指摘されているのが 興味深かった。
つまり 私企業であった東インド会社が、イメージに反して大きな赤字を出したり
政治的に問題になったり、社員の給料の問題など、われわれは歴史に学んでいないと
つくづく感じました
読んで損しません(ちょっと高いと思いますが、、)
西インド会社?
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ベンガル総督という名前だけは聞いたことがあったが、何をした人かは知らなかった。
東インド会社があるのなら、西インド会社はないのかと思ったが、
イギリスが東海岸から進出していったことを、本書で初めて知りました。