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信念を貫く (新潮新書)

価格: ¥714
カテゴリ: 新書
ブランド: 新潮社
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次は”ホームラン王”を獲って欲しいなぁ ★★★★☆
今年エンゼルスに移籍した
松井秀喜選手の前著『不動心』以降のお話。

ヤンキースに対する愛にも似た思い
恩師、ジョー・トーリ監督への思い
恩師、長嶋茂雄監督への思い
骨折など怪我との戦い
守備へのこだわり

すでにメディアでも報じられているもの
ばかりなのですが、松井選手のファンを
大切にする誠実な人柄が文章から滲み
でていて、新鮮に感じられるのが不思議。
きっと、それも松井選手の魅力によるものなのでしょう。

信念を貫いた結果の移籍。
今年も大活躍することを期待しています!!
学べる ★★★★★
松井秀喜選手のMVPを取るまでの経緯や、苦労があった話など、本にするから語って頂ける面が
多く含まれていて良かったです。 そして、壁を一つ一つ乗り越えて行く上での指針や根幹と
なっている体験や考え方などが学べてとても勉強になりました。
バーニー・ウィリアムスから謝罪されるヒデキ ★★★★★
2010年初戦の松井選手のホームランで本の購入を決めました。
タイトルの言葉にはジーターの存在が関係しています。
本の中の、その一連の出来事にびっくりしました。
ジーターは7回200本安打を超えていて(イチローは9年連続)、ポストシーズンでは史上最多の安打数、ワールドチャンピオンには5回輝いているそうです。
松井選手の大リーグ1年目、右も左もわからないヒデキに彼は、「お前がガッジーラか。今日からおれをジーと呼んでくれ。ニューヨークでは球場まで車で乗せていってやるよ。」と誰よりも早く声をかけてくれたのです。同じ年齢のジーターとの素晴らしい思い出も語ってくれています。

昨日のヤンキースタジアムでのチャンピオンリング贈呈式、ヤンキースナインが松井選手へ駆け寄り全員とハグしたあの感動の瞬間、一生忘れられません。
本には2009年のシーズン終了後、「『来年も同じチームだよな、マツ!』と言われて以来話していませんが、今度顔を合わせるのは開幕直後のヤンキースタジアムでの試合でしょうか。2010年のシーズン、ジーターと対戦するのが楽しみです。」という文章があり、正に昨日、テレビではジーターとハグするマツがいて、松井選手の気持ちを思うと涙がこみ上げてきました。

この本を読むならシーズンが始まったばかりの今読んでください。
2009年のワールドチャンピオン後に書かれていますので、ホカホカの松井選手の気持ちや想いが伝わってきます。
これを読みながらテレビで観戦すると、松井選手はもちろん広岡広報、ロヘリオ通訳、そして恩師トーリ監督(エンゼルスへの移籍もトーリ監督のアドバイスがあった!)など、松井選手を支えるたくさんの方々の気持ちも手に取るようにわかり、ますます応援に力が入ります。

手首、両膝の手術を経て、今日もひたむきに海外でプレーしている日本人がいます。
彼は日本の誇りです。
私も頑張ります。
信念を貫きます。
そう思わせてくれる素晴らしい本です。
エンジェルス移籍決断の過程が緊迫感たっぷりに ★★★★★
松井ファン必携・必読ですね。
内容は、2009年のワールドシリーズMVP獲得前後に行われた、多くのインタビューから再構成されたとおぼしき部分が結構あります。
しかしながら、エンジェルス移籍を決めるに至った代理人とのやりとり、移籍決断を伝える場面などは、当事者しか知り得ない緊迫感あふれる描写になっています。これだけでも、一読の価値あり。
なぜ、松井は移籍後のヤンキースタジアムでも観客総立ちの拍手で迎えられたのか。ヤンキースのメンバーが、松井に駆け寄ってきて祝福したのは何故なのか。『不動心』とともに本書を読めば、彼のプロフェッショナリズムとともに、その理由もわかるような気がします。
移籍して最初のシーズンに放つ、さわやかな節目の一打 ★★★★☆
松井選手は、3年前にも本を出している。しかし、本書は、その後の様々経験や苦悩や活躍やいろいろな変化を中心につづられている。

ケガとの闘い、復帰、DH専門としての苦悩、World Seriesでの大活躍とMVP獲得、Angelsへの移籍の経緯と舞台裏、メディアとの付き合い方、たゆまぬ研究、食事などの自己管理、Yankeesで経験したその他の様々エピソード、トーリ元監督やジラルディ監督及びジータなどの選手たち。何より、それらの話題を通じて、松井選手自身の人生観や考え方を垣間見ることができる。そして、家族をはじめとした周囲への感謝。読んでいて、すがすがしい気持ちになるのは、松井選手の人柄がにじみ出ているからだろう。

ちょうどYankeesでの選手生活を終え、Angelsに移籍した節目のシーズンになる。松井選手のファンのみならず、多少なりとも野球に関心がある人にとっては、興味深く読める内容だと思われる。新天地に移った今季の松井選手の、さらなる飛躍を期待したい。

ただ、この本は行間が広めで、分量が物足りない。あっという間に読み終えてしまう。